すす病に罹患したモチノキをどうやって元気にしようか。頼む。蘇ってくれ。
1⃣とりあえず牛乳スプレー(無農薬志向っぽくてよい)
モチノキの購入理由
周囲の建物の位置関係から強烈な西日がさすわが家。 だから真夏はたいへん。西日によって引き起こされる庭木の乾燥が気になる。 西日が照射し続ける位置に植えてしまったアカシデは,強烈な西日のせいか夏になるととたんに勢いが衰えていた。庭造りをはじめた1年目の春,西日のことなど考えもせずに植えた。 ---夏の西日のことを何故想像できなかったのか--- ---未熟さゆえのやむを得ない状況だったんだ--- 自分を責めたり擁護したり。そんな,悶々とした思いでアカシデを眺めていると,日に日に葉がチリチリになってしまった。これでは,アカシデに申し訳がたたない。 そんな困った状況から,アカシデのボディーガード役としてモチノキを購入。 当時,今一つ元気がでないアカシデの西側に植えたモチノキは,ディフェンダーとして見事な仕事をしてくれています。
すす病に罹患したモチノキを救済
そのモチノキがすす病に罹患しているんです。 気づいたのは今から1年程前。おそらくカイガラムシの一種が1本の枝にビッシリとついていました。そして枝,葉が黒くすすけた状態に。 カイガラムシをワリバシで剥ぎ取ろうと試みました。けど,枝そのものを気づ付ける感じがあったので止む無く手でつまんでとりのぞきました(もちろん手袋してね)。 その後も,何度か数匹のカイガラムシがつきましたけど,都度剥がしとり潰してやりました。
すす病対策って何がいいの?
カイガラムシを除去したまではよい。 が,モチノキにまとわりついた「すす」をどうしよう。 そして再発しないために対策はないものか。 効果が期待できるとされる「マシン油乳剤」の導入を考えるも,なるべく農薬を使わない方法として以下の「牛乳スプレー」を知る。一長一短あるようだが,何より家にある牛乳でできる対策だから薄く気楽に試せるところがよい。
- アブラムシに効果的な牛乳スプレーの作り方と利用方法まとめ! – horti 〜ホルティ〜
- https://horti.jp/17005
2⃣モチノキのすす病写真
すす病に罹患したモチノキの葉。 葉の表面についたすす状の黒いヤツは,いわゆるカビと解釈してよさそう。 手袋をして指でムニュムニュしてやれば,取り除くこともできます。
黒いすすは枝まで波及してしまいました。
3⃣この春,顔を出した若い葉を大切に
すす病に罹患した状態から,どうやって回復させようか。 とりあえず,できるだけすすを取り除こう。 光合成を阻害するすすを取り除けば,きっと元気になってくれるはずだ。 そして,この春,顔を出した若い葉を大切にしよう。 毎朝のパトロールで変化がないか。 仮にカイガラムシが付こうものなら,即刻駆除してやる。覚悟しておれ。