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【仙台→新潟】長岡花火1日目(2回目の長岡花火で親孝行)

1⃣長岡花火で親孝行を

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夜空を彩る百花繚乱の光。爆発音の迫力。 途切れることなく連射されるスターマイン。 しぼむことなく膨れ上がり続ける感動。 フェニックスが全長3kmとも言われる会場に詰めかけた50万人を超える人達の心を揺さぶる。 全員が笑顔になる。全員が拍手を送る。 2畳程の桟敷席の後方に三脚を低く構え,ファインダーと家族の表情を交互に見る。 義理の両親も,拍手喝采。 花火の明かりに照らされた横顔。 親孝行できたかな。

2⃣らずもね目線で長岡と大曲の花火を比較

【仙台→新潟】長岡花火1日目(のどぐろ丼を目指す)の続き。 長岡花火を味見した昨年。 身震いする程の初体験は【仙台→新潟】1日目(長岡花火「フェニックス」に感激)のとおり。 この感動を大曲の花火を繰り返し見に行っている義理の両親に伝えたところ,是非行ってみたいとのこと。

「厳選!有名花火師が選ぶ,2016年のおすすめ花火大会10選」
http://hanabi.yahoo.co.jp/ranking/craftsman/
1位:長岡まつり大花火大会
2位:全国花火競技大会(大曲の花火)

それもそのはず。 「厳選!有名花火師が選ぶ,2016年のおすすめ花火大会10選」で1位,2位に選ばれる両花火。 全国に名を轟かせる花火は還暦超えのじいさん,ばあさんも惹きつける。 ただその人気故,混雑は避けられない。 全国規模の花火大会となれば混雑や渋滞は覚悟しなければならないですね。

それぞれ,両花火の来場者は50万人とか80万人と報じられる。 30万人の差はとてつもなく大きい。 来場者数のほかにも両花火を比べてみると違いもある。 仙台から行く全国規模の花火。両花火を比較すると会場への「アクセス」と花火開始までの「ゆとり」の二つの点で大きく異なるのだ(下表)。

項目 大曲の花火 長岡の花火
アクセス 車。予約で確保した駐車場へ交通規制開始時刻前に入らなければならない。早朝,あるいは前日乗込みぐらいの覚悟が必要。結構な負担感。 車と新幹線併用。新潟・長岡間の新幹線は激混み(特に帰りは最悪)。当日乗込みの余裕はあるも新幹線併用で交通費が増加。
ゆとり 駐車場への入庫以降,8月下旬の灼熱地獄に曝されるため疲労困憊。ゆとりなどない。 仙台と新潟では「暑さの質」が異なるため,結構体に応える。が,当日乗込み,しかも新幹線利用(運がよければ自由席に座って缶ビールを飲みながら)で涼しい顔でいられる。

大曲の花火の場合

大曲の花火にJRを併用したいとは思わない。 仙台から盛岡,雫石,田沢湖,角館を辿って大曲に至る新幹線を使うメリットは薄い。JR併用なら湯沢駅から在来線か。だが,当日夜に湯沢から仙台へ帰ってくるのも骨が折れる。やっぱり,JR併用はない。 この結果,車利用になるが交通規制開始前に駐車場へ入庫しなければならない。この制約は仙台からの早朝移動を強いるばかりか,さらに花火開始までの「ゆとり」を奪う。 入庫以降,花火がはじまるまで灼熱地獄の曝される。暑さは夕方になれば和らぐが,14時,15時にピークを迎える30℃超えの暑さにはうんざりしたものだ。

長岡花火の場合

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長岡花火へのアクセスは,仙台から新潟までの車移動に難がある。 今回は年寄りを乗せてのロングドライブ。じいさん,ばあさんに配慮し車の運転は超ソフトに。 このロングドライブを乗り切れば,新幹線利用でラクチンなのだ。 反面,新幹線利用だけ交通費が嵩む。 でも,大曲と肩を並べる全国規模の花火大会を見るためなら,また大曲の灼熱地獄を思い起こせば,涼しく楽に花火開始の直前に到着できる新幹線利用がとても合理的。金額に見合う,いやそれ以上の価値がある新幹線利用なのだ。

3⃣花火会場の約50万人に溢れる幸せ

慰霊。鎮魂。 70年前。爆撃を受けた長岡はきっと想像を絶する状況だったに違いない。

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その思いを忘れてはならない。と,自分の胸に刻みながらも,夏のレジャー,家族旅行のいい思い出として終わった感じが強い。

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最高の花火で親孝行。 両親と家族と身震いする程の感動を共有できたと思うと涙がでる。 みなさんも来年,長岡花火に行きませんか。


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