サイトアイコン らずもねフィーリング

20秒にも満たないわずかな時間で感じられる冬とは思えない瑞々しさ

こんなあなたに
雑木の庭の冬の様子を知りたい人
「春と夏以外,雑木の庭って寂しいんでしょ」という人
困りごと
雑木の庭の冬の様子は本では紹介されていないけど,どうなの?
芝生に積もった雪を雪かきしたどうなる?

こんな困りごとにこたえます。

もくじ

  1. この記事でお伝えすること
  2. 雑木の庭の雪の朝
    • 早朝の静けさ
  3. 雑木の庭の雪かき
    • 雪が降る可能性があるのにサッチング これ大丈夫!?
  4. 射し込む日光にキラキラと輝く常緑樹たち
    • カンツバキ
    • シラカシ
    • シャリンバイ
  5. 本日のらずもねフィーリング

この記事でお伝えすること

雪の朝。シャリンバイを撮影する20秒にも満たない行為の中に,冬とは思えない瑞々しさを感じる。そんな,楽しい朝の出来事をお伝えしています。

雑木の庭の雪の朝

布団を出てカーテンをチラリ。外は,昨晩見た予報通りの雪。

ニコンD7000を三脚にセット。さらにリモートコード(MC-DC2)をアクセサリーターミナルにさし込む。撮影モードを「マニュアル」に。シャッタースピードを「blub(バルブ)」にセットして長時間露出撮影の準備完了。カーテンと大窓の間に入り三脚をセット。さっきつけた部屋の灯りを消して。さぁ,雑木の庭の静けさを撮るぞ。

早朝の静けさ

5時42分。シャッターを切る。

東の空から届くわずかな光を長時間露出でレンズに集める。こうして映し出された雑木たち。葉が茂るシャリンバイ,西洋ナンテン等の常緑樹たちは雪の帽子をかぶり,静かに静かに日の出を待っています。

雑木の庭の雪かき

9時48分。雪かき。5cm程の積雪でも歩く範囲の通路だけは雪かきするのが,らずもね家の流儀。

雪が降る可能性があるのにサッチング これ大丈夫!?

よけた雪の下には芝が。「雪かきでノシバを痛めた」と感じたことは一度もありません。ノシバは元気です。が,悩ましいのはサッチングの時期です(以下)。

2018年,サッチングしたのは2月のことでした。この時すでにわずかながらに新芽が見えていたのため,2019年はすでに1月からサッチングを開始。段階的に進めてきたサッチングで不揃いな背丈の芝(枯葉)が雪に濡れています。

芝生の地下茎が極度に冷え込むことを考えれば,雪が降らなくなってから,例えば寒さが和らいだ3月頃からサッチングするのがいいんでしょうけど。毎年3月って,いろんな行事が入り込むし,だから2018年は2月にサッチングしたんだけど,それより早い1月はやっぱりノシバに酷だったかな。今となってはどうしようもないので推移を見守るだけですが・・・

射し込む日光にキラキラと輝く常緑樹たち

雪の朝の楽しみがコレ。射し込む日光で雑木の庭がキラキラと光るんですよね。

カンツバキ

背丈50cmのカンツバキの上には,もはや7mに手が届くかといったコナラが枝を伸ばしています。その枝から落ちた雪が,カンツバキの花の上とD7000に落ちてきました。

シラカシ

厚い雲が空を覆う雪の朝でも,わずか数分だけ青空が見えます。その瞬間,雪をまとったシラカシが青空をバックに一段と輝きを増す。美しい。

シャリンバイ

シャリンバイの込み入った枝の中を観察すると,朝日に照らされて溶けた雪から水滴がしたたり落ちそうに。水滴を見つけてカメラを構えてパシャリ。この20秒にも満たない行為の中に,冬とは思えない瑞々しさを感じる。楽しい朝でした。

本日のらずもねフィーリング

  • いかがでしたか?
  • 雑木の庭は春から初夏にかけての芽吹きの時期が一番好きです。
  • たしかに,冬は落葉して寂しくなりますけど,雑木の細部にやどる瑞々しさは健在です。
  • 冬の乾燥にも負けない瑞々しさで元気になれますよ。
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