- こんなあなたに
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- 庭で紅葉を見たいけどアカシデってどうなの?
- アカシデの紅葉の色って何色?
- アカシデを育てるのってかんたん?
こんな困りごとにこたえます。
この記事でお伝えすること
2019年,初秋。アカシデ落葉の様子をお伝えします。
アカシデに魅了されたのは,2014年第3の樹種に「アカシデ」を選んで正解だったと確信した新川散策でのこと。
第3の樹種に「アカシデ」を選んで正解だったと確信した新川散策
仙台植木市で買い求めらずもね一人(自力)で植えたアカシデは,その年の台風に煽られ倒れるトラブルを経験。2017年秋のアカシデは前年より長く葉を保持するなど,順調に伸長しています。
2017年秋のアカシデは前年より長く葉を保持している
紅葉の色づきを見せることなく落葉
アカシデは,紅葉の色づきを見せることなく一部が落葉してしまいました。
2019年,夏を振り返ると,7月の最高気温35.6℃。8月の最高気温34.8℃。照りつける直射日光のダメージのせいか。
上写真がらずもね家のアカシデ。紅葉に備えて葉を蓄えたままの幹・枝がある一方,最も南側に位置する幹の樹幹が落葉。何がどこまで影響しているかはわかりません。が,直射日光,温度によるダメージがその一因ではないかと感じます。
アカシデの株元は西洋ナンテン,シャリンバイ,モチノキでガード
直射日光のダメージ。その影響は以前から気になっていました。雑木の庭づくりに着手した年,十分な深さで腐葉土をすき込みアカシデを植えました。とはいえ,更地に1本だけ立ったアカシデの株本には容赦なく直射日光があたり地面が乾燥。木々の健康を左右するという幹からの水分蒸発量も相当なものだったと思います。
そこで,アカシデの株元に西洋ナンテン,シャリンバイ,モチノキを植えました。彼らに12時前後の南からの直射日光,さらに夕方にかけての西日をガードしてもらうってわけです。
ガード役の彼らとアカシデ自身がつくる濃厚な影により株元へ直射日光が当たる劣悪な状態を回避。
直射日光による乾燥を防ぐ。アカシデまわりの環境は明らかに改善されています。が,2019年初秋,その一部が落葉してしまいました。
対照的なヒメシャラ,ジューンベリー
アカシデとは対照的に,順調に季節を歩んでいるのがヒメシャラとジューンベリーです。
ヒメシャラ
一部だけ落葉することなく,色づき始めているヒメシャラ。
ジューンベリー
そしてジューンベリー。
人間にはコントロールし得ない日光,風,雨などの自然現象。その全てを反映し生長する木々。
そもそも,木々たちは「きれいな紅葉が見たい」という人間目線の欲求とは別の次元で生長してるんですよね。最も身近な自宅の庭でさえ,わたし達のコントロールの効かない世界がある。「紅葉を見せろ」と命じるのではなく,木々の声を聴き生長に適した環境を整えてあげることが大切なんだと感じます。
本日のらずもねフィーリング
- 2020年に向け,アカシデまわりの環境改善が必要なのかもしれない
- でも,一部が落葉する原因不明で何をすればいいのかわからない
- まずは考えられる原因を調べるところからか