リビングの大窓には,近景になるように植えたアカシデが迫る。その美しさに目を細めながらこの5年間の成果を振り返ります。
もくじ
- 朝日で浮かび上がる雑木のコントラストが美しい
- 雑木の庭カテゴリーを整理しました
- 雑木の庭DIYの成果
- 反省点
- 成果
- 本日のらずもねフィーリング
1⃣朝日で浮かび上がる雑木のコントラストが美しい
10月28日。日曜日。8時14分。 東の空,まだ低い位置から太陽光が射し込み雑木群の東側側面を照らす。 輝き出すクロモジの黄色,アカシデのオレンジ,シャリンバイの緑。 光があたる東側面と対照的に,影になる幹の西側面,西側の葉は影が濃い。 朝日で浮かび上がるコントラストがたまらなく美しいんです。
リビングの大窓には,近景のアカシデが迫る。 その美しさに目を細めながらこの5年間の成果を振り返ります。
雑木の庭カテゴリーを整理しました
ちなみに,雑木の庭のカテゴリーを整理しました。
- 記事が増えてきたので雑木の庭カテゴリーを年ごとに整理しました。
- 2014 雑木庭から
- 2015 雑木庭から
- 2016 雑木庭から
- 2017 雑木庭から
- 2018 雑木庭から
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2⃣5年経過 ここまでの成果(振り返り)
ここまでの成果(振り返り)は次のとおり。
- ここまでの成果(振り返り)
- 健康面:雑木の癒し効果を享受
- 機能面:雑草が抑えられている
- 機能面:玄関が汚れなくなった
- 機能面:お隣との視線を緩和(お互いに)
- 謎:「紅葉の見頃」が定まらない
健康面:雑木の癒し効果を享受
みなさん,誰でも,それぞれに大切にしていることがあるはずです。 らずもねも同じ。 雑木の庭を通じ経験したこと,そして大切だと思うことをココにまとめています。 中でも,最も大切だと思うのは健康です。 年齢を重ねるにつれ健康の大切さが増しています。 雑木の庭は,そんなわたしたちを優しく癒してくれます。 (雑木の庭を作ること)=(自分・家族の健康を守ること)という図式。 貧相と言われようが,素人の浅知恵と言われようが,DIYで雑木の庭を勝ち取ったこと。 この成果は大きい(と,自画自賛です)。
【築4年目】(雑木)+(日差し)=(それだけで癒し)
機能面:雑草が抑えられている
雑草減りました。 雑木を植える前,丸裸の庭(整地すらされていなかった地面)には直射日光が燦々と降り注いでいました。雑草にとっては,生長にうってつけの好条件が揃う場所だったわけです。 らずもねは,2014年から,2015,2016年にかけて,コナラ,シラカシ,アカシデ等の高木類を植えて,段階的に増やしました。 さらに,ノシバの種を撒くところから始めた芝生も無事に根付き,毎年緑のカーペットをつくっています。 こうして年々,木々が作る日陰の面積が増え,芝生の勢力が雑草を圧倒するようになった結果,2014年に比べれば雑草を抑えられています。
機能面:玄関が汚れなくなった
靴底についた黒い土が玄関を汚す困った状態にピリオド。 雑木を植える前段階で取り組んだアプローチ舗装の成果です。
【アプローチ舗装まとめ】雑木の庭は「退屈かつ重労働だった2014年の整地作業」をも喜びに変える
機能面:お隣との視線を緩和(お互いに)
お隣からの視線が(お互いに)気になる部分ってありますよね。 そこに,土地境界に沿うカタチで植えた常緑樹(シラカシ,アラカシ,ソヨゴ,ウバメガシ)を植えて視線を緩和。 視線緩和のために植える樹種は,植える位置の日当たりを条件に選定してますので,現在のところ元気に育ち主の期待に応える働きを続けています。 今後,伸び続けるであろう枝がお隣に迷惑をかけないよう気を付けています。
謎:「紅葉の見頃」が定まらない
春先の芽吹きの時期。 庭に溢れる「生命力」「力強さ」と「癒し効果」はハンパない。 東北の寒い冬から,春に向けて1歩ずつ前進していることを日々実感させてくれます。
1年前に植えたアオダモの芽吹く力にちょっと感動秋には,美しい紅葉があります。 が,実はいまだに「紅葉の見頃」が定まりません。 というのは,複数の樹種が同時期に一斉に紅葉するのではなく,気温が下がりはじめる10月中旬から樹種別に順番に葉を落としてしまいます。 植えた当時から期待しているダンコウバイとマルバノキの共演はいまだに実現せず。 原因はなんでしょうか。単に雑木の本数が足りないのかもしれません。
雑木の本数の不足感を疑いながらも,リビング大窓から眺めるヒメシャラ単体の葉は間違いなく美しく・・・
アカシデも最後の力を振り絞るかのように,オレンジの葉を保持させ,奥に見えるヒメシャラの赤とともに彩を放っている。
クロモジの黄色もまぶしい。
シャリンバイの緑。ツヤツヤした葉が照り返す朝日は,見る者に活力を与えます。 庭全体を燃え上がる紅葉にしたい。 そんな欲望を満たす状況にはないけれど,ヒメシャラ,アカシデ,シャリンバイなどなど,スポットライトを切り替えるように木々を個別に眺めると,年々美しさが増している。
脇役のムラサキシキブでさえ,この輝きですから。
3⃣本日のらずもねフィーリング
- こうしてブログを書けるのも,健康のおかげ。雑木の庭のおかげ。雑木の庭をDIYしたことは大成功だと思っています。
- 紅葉の見頃をつくるには,雑木の総量を増やすか,木々が葉を保持しつづけられるようにする以外に対処方法が浮かばないけど,何かいい方法はあるんでしょうか。研究の余地ありですね。