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「逞しさ」と「可憐さ」を兼ね備えるシランが今年も咲いたよ

1⃣シランが咲いたよ

「これからの雑木の庭」を読んで2016年に植えた下草5つ。その一つがシラン。

うつむき加減に咲く,その姿のせいか。「わたしを見て」といったギラギラ感を一切感じさせず,静かに静かに季節の移ろいを知らせてくれる。 そんなシランが好きだ。 植えて正解だった。

そのシランが今年も咲きました

2⃣小さく可憐な姿とは裏腹に

2016年に植えたシラン。 同年,冬にはこんな姿で枯れていく様子を確認。 ”旬”の美しい季節。枯れていく様。この先も繰り返すであろう生命のサイクルに従って,2017年春も見事に咲いてくれていた。

で,2017年春におどろいたこと。 それは,シランの繁殖力。 小さく可憐な姿とは裏腹に,冬の地面を割って出てくる芽の数が昨年の記憶より多い。 「逞しさ」と「可憐さ」を兼ね備えるシラン。 宿根草で日向に強く,庭植えによく利用されるのも納得。

3⃣短い花の命を愛でる

あぁシラン。 この若く瑞々しい花よ。いつまでも枯れることなく咲き続け。

と願うも,花の命は短い。 とはいえ,3年目の今年,昨年にもまして多くの花をつけるであろうシランを愛でるのであります。

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