- こんなあなたに
- 美しい紅葉の雑木を知りたい人
- 特に黄色に色づく雑木を知りたい人
- 紅葉だけでなく
- 困りごと
- イチョウはすぐに思い浮かぶけど欲しくはない
- モミジなど紅葉する雑木は探しやすいんだけど
- 育て方のカンタンな雑木がいいんだけど
こんな困りごとにこたえます。
もくじ
- 黄色く色づく雑木をお探しの方へ ダンコウバイをオススメします
- 2018年秋のダンコウバイ 今年も黄葉が美しく
- ダンコウバイとお付き合いをはじめてから
- ダンコウバイとの出会い
- さらに黄葉の歴史をさかのぼると
- ダンコウバイの育て方
- ダンコウバイを植えるとこんなイイことが
- 本日のらずもねフィーリング
1⃣黄色く色づく雑木をお探しの方へ ダンコウバイをオススメします
- 春に植えたダンコウバイはその年の秋になっても葉が丸まったままですが(経験的に樹種を問わず初年度は元気がなく何らかの症状がでます。葉が丸まってしまうのもその一つだと思います)
- が,翌年の秋には黄金に輝くダンコウバイが見れます
- 2018年秋 昨年に続き美しい黄葉が庭を彩りました
2⃣2018年秋のダンコウバイ 今年も黄葉が美しく
ダンコクバイの黄葉。 その「美しさ」と「どれだけ黄色か」を知っていただくには写真が早いと思います。
こんなふうに,一枚の葉の全面が黄色になります。
11月20日前になると,黄葉が折り重なって大きな黄色のカタマリになったダンコウバイを見ることができます。
ダンコウバイの足元に添えた下草群。 ツワブキもタイミングをはかったように黄色の花を咲かせてくれます。
3⃣ダンコウバイとお付き合いをはじめてから
ダンコウバイとの出会い
全くの無知だったらずもねにダンコウバイの存在を教えてくれたのはこの本です。
雑木の庭を造りたいならコレを読め
ダンコウバイを植えた後,仙台市野草園でダンコウバイの黄葉を見て「選んで正解だった」と確信。
庭に植える木を選びたい方へ仙台市野草園を推しておきます
2017年,2018年と黄金に輝く黄葉を楽しんでいます。
さらに黄葉の歴史をさかのぼると
らずもね家では,2016年からダンコウバイの歴史が刻まれ始めました。 黄色に染まる黄葉の歴史を辿っていくと,古く奈良時代には紅葉よりも黄葉(黄色)が高貴な色とされていたもよう。
奈良時代,国家建設の手本とした中国の王朝では黄色は皇帝だけが使える高貴な色であった。 それに倣い,黄葉を好んだ面もあったのだろうか。 しかし,平安の王朝時代には大陸との関係が薄れ,むしろ赤を高貴な色と称える国風文化が醸成されてもゆく。 サライ2017年10月号41頁より引用。
当時,黄葉するダンコウバイが珍重されていたかは確認できていませんが,黄金の輝き(上写真)を見るとダンコウバイは「皇帝だけが使える高貴な色」をまとっているように思えてきます。
4⃣ダンコウバイの育て方
現在のところ,ダンコウバイの育て方で難しいと感じたことは何一つありません。 植える位置は,明るい日陰となる場所。 具体的には昼12時過ぎから日陰にはいる位置。 強烈な西日を避けられる位置を選びます。 これ以外は,水遣り,肥料等で難しいと感じたことは何一つありません。
5⃣ダンコウバイを植えるとこんなイイことが
ダンコウバイの葉は春から夏にかけて緑色です(あたりまえ)。 写真左のように恐竜の足跡のようなカタチをしているのが面白いですよね。 (ちなみ右側はマルバノキの葉です)。 ダンコウバイの葉は,コナラのようにカリッとした葉にはならず,しっとりととした柔らかさがあります。 雑木の庭のDIY初期段階では,常緑樹のシラカシが背景になるように。 初期段階以降は,少しずつ落葉樹のコナラ,マルバノキ,ダンコウバイ等を加え樹種を増やした結果,樹種相互に幹の質感,葉の形・色・ツヤの違いを際立たせる効果があり,雑木度がムンムン上昇。 落葉樹ゆえ,冬の姿には寂しさがあります。 でも,春から夏,さらに秋に輝く黄金の葉まで,3シーズン楽しめるダンコウバイは雑木の庭にお勧めです。 黄葉が美しい雑木をお探しの方へはオススメの樹種です。
6⃣本日のらずもねフィーリング
- いかがでしたか。
- 黄葉が美しい雑木をお探しの方へはダンコウバイをオススメします。
- 皇帝だけが使える高貴な色であった「黄色」を纏うダンコウバイ。
- ぜひお宅にも1本どうですか。