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適期の10月にシラン(紫蘭)の株分けに初挑戦

2018年5月のエントリー「逞しさ」と「可憐さ」を兼ね備えるシランが今年も咲いたよから5ケ月。 「地植えでのびのび育てると1mにも達する」と言うのは,らずもね家のことか。 そう思うほど,シランは葉を大きく伸ばした。
「逞しさ」と「可憐さ」を兼ね備えるシランが今年も咲いたよ

殺人的な気温を記録した2018年,夏。 著しい生長のシランは通路にはみ出す始末。 その様子を見て,10月の適期を待っていた「株分け」に初挑戦。という記事です。

1⃣シランの株分け 基本事項

ビギナーは,基本に忠実に実行する。 ケガをしないためにはこれが一番。 というわけで,基本事項をした調べ(以下)

  1. 適期は10月
  2. 芽の付いているバルブが2~3個で1株になるように株を分ける。
    • バルブとは:地表すれすれの位置に肥大した球根のようなもの。

株分けの時期は,一般的に植物の植え替えの時期と同じなんですね。 なぜなら,植え替えや株分けをした後,生長期であれば回復や根付きも早く根が傷ついて株が枯れる可能性が低くなるから。 ふむふむ。納得。 調べると,やはり「植付・植え替え」の適期は4~5月,そして9月から10月。株分けの適期であることがわかります。 大切なのは芽の付いているバルブが2~3個で1株になるように分けること。なんですね。

2⃣通路にはみ出すまでになったわが家のシランを株分け

庭に設けた短い通路。らずもね家で最も潤いのある空間に育っています(下写真)。

通路に沿って3か所に植えたシラン(上写真)。 3か所とも,大きいものでは1mに達するかというくらいに葉が伸びました。 写真中央に写るシランにいたっては勢い余って通路にはみ出すまでに。 初挑戦の株分けのターゲットは,通路からはみ出したこのシランです。 来春,株分けしたシランが枯れてしまったとしても,いずれ通路からはみ出している状態を放置することはできません。 たしかに,元気に育っているシランを少なからず痛めるわけだから,迷いはあります。 でも,はみだしているのを放置するわけにはいかない。ゴメンよ。

8号(くらい)の鉢植えに

準備したのは8号(くらい)の鉢。 鉢底に軽石を敷きました。 腐葉土はなかったので,庭の片隅の暫定「落ち葉ストックコーナー(放置中)」から1年越しの落ち葉を一つかみ。なんちゃって腐葉土にします。

株分け対象のシランの根元を拝見・・・

株元10cm程度の位置から移植ベラで掘り起こします。 根は浅い。 土が乾いているせいか,根がほぐれやすい。

恐る恐る掘り進め,思い切って茎(=バルブ)の真下へ移植ベラ先端を突き刺す。 さらに,移植ベラをテコのように使い周囲の土ごともち上げるように力を加える。 すると,なんと瑞々しい新芽(白いヤツ)が顔を出しす。 これがバルブ?いや新芽? そんな迷いがありましたが新芽です。

計5つのバルブを掘り起こし,株分けする途中,ブチブチと根が切れる音がする(こういうのが苦手なので,できれば「株分け」は避けたいと考えていましたが・・・) 案の定,ポロリと新芽が一つ外れてしまう。

準備した鉢に寄せ植えして完了です。

3⃣来春,シランは花を付けてくれるか!?

株分けしたシランは鉢に植えて,西洋南天のとなりに。 程よい光量が得られ,台風25号通過後の強風を避けられる位置というわけです。 (季節はすっかり秋ですけど,この一画だけ南国の雰囲気が漂います) 来春,シランはどんな姿を見せてくれるか。 楽しみです。 そして毎年4月~5月,9月~10月にシランの株分けをすることをGTDにインプット。他真心こめて育てます。

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