1⃣庭に植えた下草の中でシュンランが1番いい
ヤブラン,ハランそれからオニヤブソテツ。さらに2016年に植えたキチジョウソウやリュウノヒゲ。 庭に植えた下草はいっぱいあるけど,冬に輝きを放つシュンランが1番いい。 という記事です。
2⃣シュンランが1番いいと言いたい最大の理由
師走に向け日に日に厳しさが増す寒さ。
朝露が輝く黄金のダンコウバイの葉が次々と落ちていく。こうして広葉樹の落葉が進むと存在感を増すのが常緑樹。そして下草。
冬に感じる常緑樹のありがたみは上記事のとおり。 今冬は「これからの雑木の庭」を読んで2016年に植えた下草5つがラインナップに加わったことで,それぞれを比べて見れる状態となった。
ヤブラン
ヤブランは秋に黒い実をつけた後・・・
冬には地面に這いつくばうように萎れる。 春になれば根元からシャキっとした凛々しい印象を取り戻す。 幅1cmにも満たないシャープな葉は,春に近づくにつれ立ち上がってくる。 その後,夏にかけて充実した葉はボリュームがある。 だから好きなのだが,地面に這いつくばったように萎れるのは大きな減点。
キチジョウソウ
キチジョウソウもヨイ。 が,今のところ色が薄い。 買った時からそうだが,黄色が相当強い黄緑の葉。 初々しさが残るせいか,いまひとつ庭全体の雰囲気に溶け込んでいない。
その一方,日陰で比較的しっとりした場所に植えたキチジョウソウは緑色が強く庭に力強い印象をもたらしている。 葉が立っている様子も一つ前の写真の個体とはちがう。 同時期に植えた個体も,日照等の違いによって様子が違ってくるもよう。 引き続き経過観察ですな。
シュンラン
らずもね家の下草の中では古株のシュンラン。 最も歴史を刻んだせいか・・・
冬も元気にパリッとしております。好き。
シュンランは春に花を付けます。 けど,その花も魅力的とは言えないし。 夏になると,大きく葉を広げるシダの下に隠れてしまう状況もあって薄い存在だったのだけれども,傍らにあるヤブランやキチジョウソウと比べると冬にも萎れないパリッとした雄姿がスゴクいい。これがシュンランが1番いいと言いたい最大の理由。
3⃣最後にシランとリュウノヒゲ
最後にシランとリュウノヒゲの写真。 上の写真に写る数本の枯れた茎はシランです。 シランは冬になると枯れてしまうんです(春,夏はこんなキレイな花を咲かせます)。
シランに寄せ植えしたリュウノヒゲ。 どのホームセンターでも売られている庭の名脇役「リュウノヒゲ」も,多少萎れているのか。
以上,ヤブラン,キチジョウソウ,シュンラン,シラン,リュウノヒゲの中では,最もシュンランがイイというお話でした。