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【築3年目】呼び名はともかく優等生なアオダモが好き

お宅にはシンボルツリーってあります?

1⃣わが家の庭で最も多く見てきたアオダモの芽吹き

シンボルツリーって言葉があります。 庭造りを考えはじめた頃,夫婦間で全く異論が満場一致で選んだのがアオダモでした。庭木購入,初体験がアオダモでした。そして当時,わが家のシンボルツリーとして君臨していたのがアオダモでした。 その後,雑木の庭造りを考えてきた中で,言葉の印象,その意味するところはわかるけれども「雑木の庭においてシンボルツリーという位置づけの木はない」と感じています。 極端な例ですが,1本だけ選んだお気に入りの木をシンボルツリーと呼んで(捉えて)植える。その名のとおり象徴として。象徴であるがゆえに1本だけ植える。これでは,雑木の庭にならない。 雑木の庭は複数の木々を混植,密植して作られるのが一般的だ。だから,そもそも1本だけ選んだお気に入りの木では実現できない。雑木の庭の骨格となる中心的位置づけの木を呼ぶ場合,シンボルツリーと呼ぶよりは庭の主役,すなわち「主木」と呼ぶのが感覚に合います。

以上のように雑木の庭造りを学ぶ家庭で考え方も変わってきたので,今ではアオダモをシンボルツリーとは思わなくなった。けれども,1年前に植えたアオダモの芽吹く力にちょっと感動した時と同じように,最も多く見てきたアオダモの芽吹きに今春も感動しているのです。

2⃣アオダモの成長とともに低い位置から出た枝を剪定した結果

アオダモの成長は早い。 植栽後4年が経過しようとしている中,感覚的には1m強伸びた。この勢いは植栽された土壌,日照等の条件に適応したことの裏付けだから,とりあえずほっとしています。 反面,アオダオモの成長とともに幹の低い位置から出た枝は剪定した結果,残念なことも。 庭に立ってアオダモを眺めた時に,見やすい位置に花芽をつける枝がない。なくなってしまったのです。

今春,花芽をつけたのは天高く伸びる枝の先っちょ。

上写真の撮影から数日後。咲いた白い花を下から見上げるカタチとなってしまいました。 残念といえば残念だけれども,まぁ仕方がない。

3⃣呼び名はともかく優等生なアオダモが好き

庭に森林の雰囲気を醸し出すべく,着々とアオダモ以外の木を植えてきた結果,わが家にシンボルツリーと呼ぶ木はなくなった。はじめからそういう考えで計画してきたわけではないが,現在のところ結果的に「主木」となったのはコナラである。 で,呼び名はともかく,真っ先に選んだアオダモはやっぱり好きだ。 芽吹きの様子。上写真のような新しい葉っぱの緑。やわらかさ。どれをとってもいい。

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