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雑木の庭の樹種選定のため晩秋の七北田公園にも行ってみた

1年前のことです。この記事のとおり太白山を歩いたことに加えて,晩秋の七北田公園にも行ってみました。その結果,特別参考になったとか,行ってよかったということはありませんでした。けれど,枝に残る紅葉やどんぐり。そして落ち葉を見て,四季の変化を感じられることはやっぱりいいことだと思いました。

目的は雑木の庭の樹種選定のため。 わたしのイメージにあった木の姿。葉の形。またいくつかの雑木の組み合わせとレイアウトによって作られた癒しの空間はないか。 これらを探しに七北田公園に行ったのでありました。

紅葉

黄色く色づいた紅葉。また太陽の光がつくる紅葉の陰影が映える。また青空だったもんだから,特別に気持ちがいい。 コナラをはじめ代表的な樹種しか知らないわたしには,これが何の木かわかりませんでしたけど。

どんぐり

こちらは,園内に落ちていたどんぐり。わたしには種類がわからない木の下に落ちていました。 どんぐりは,地面に落ちたとたんに存在感を放ちますね。 わが家に植えたコナラもどんぐりをつけます。庭のコナラを通年でみると,当然のことながら後にどんぐりとなる小さな実が夏につきます。 こうした変化を通じて季節を感じられる。大切なことに思います。

落ち葉

落ち葉を踏みしめる感触と音。これに気づくと,しばらく落ち葉の上だけを繰り返し歩いてしまう。 ただ,雑木の庭,とりわけ落葉樹が嫌われる理由がこの落ち葉である。 こうして敷き詰められた落ち葉は,公園とか山なら許されるかもしれない。けれど,庭でこんなになるのは考えものだ。

まとめ

意識していても,していなくても,時間の経過とともに季節は進んでいくもの。

春夏秋冬。季節は,春,夏,秋,冬の4つのセクションに明確にわけることのできない連続したもの。その連続の中にある変化が面白い。 暑くなったとか,寒くなったとか,気温の上下動は最もわかりやすい季節の変化のひとつ。気温の変化とともに自然も姿にも連続した変化がある。

七北田公園の木々のレイアウトは,雑木の庭の参考となる強いインスピレーションを与えてくれるものではなかったけれども,四季の変化が感じられることの意義を考える一日となりました。

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