デジカメの写真データ整理をしていたところ覚えのない写真が数枚。「コレなに?」「朝,霧だった日に撮った。」という雑草の写真にうつる朝露が,試行錯誤によって撮った写真よりも何倍も美しい。せっかくなので,貼っておきます。
名前も知らないので「雑草その1」と呼びます
名前も知らない雑草。朝霧のせいで通常より多くの朝露を抱えている雑草を見て,思わず写真を撮ったのだという。
名前もしらないので「雑草その2」と呼びます
たぶんスギナ
たぶんスギナ(またはその仲間)であろう「雑草その2」。 抜いても抜いても生えてくる。雑木の庭には無用のいわゆる邪魔者。 いつもこんなふうに見ている雑草その2を,眺めていると上写真のとおりなんの感情もいだかないのだけれども・・・
接写すると美しい。海葡萄?
さらにズーム。 邪魔者としてむしり取っていた雑草その2が,こんな表情を見せてくれるとは。
雑感
個人的に絶賛しているこちらの本の著者は「雑草に神経質にならないほうがよい」と説いています。 建物の南側に広がる庭はとにかく雑草が多い。放置すると土中に潜伏していたであろう雑草が顔を出し,大切に育てている雑木の何倍ものスピードで根を張り葉を広げる。雑草に神経質にならないほうがよい。雑草も雑木の庭の味わいの一つだ。との教えには賛成するけど,夏の間は草取りでスッキリしたはずが1週間ももたずに「だらしない庭」に成り下がってしまう。現在のところ雑草は,とにかく邪魔な存在だ。
上に貼った雑草その2の写真が,まさかスギナによってつくりだされた世界だとは思いもしなかった。 こんな美しい世界を作り出してくれるんだったら,少し生かしておこうかとも思ったけれど,庭で暴れまくる雑草はやっぱり取り除かなければならない。
高木,中木を植え,それらの枝葉が充実すると,作られる日陰は濃さを増すという。すると,日光を必要とする雑草の勢いも落ち着くのだとか。早くそんな日が来ないかなぁと待ち遠しくなるのでありました。