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春先のアオダモ,コナラ,アカシデの様子を夏の終わりに懐かしむ

2013年はらずもね家の雑木の庭「元年」。2014年にエントリーした1年前に植えたアオダモの芽吹く力にちょっと感動してから1年が経過。撮りためた写真を見ながら,春先のアオダモ,コナラ,アカシデの様子を懐かしく思い出します。

アオダモ

春先の芽吹き

「春先の芽吹き」が一番好き。その力強さ。たくましさ。寒さで縮こまった人間に活力を与えてくれる。

上写真はアオダモの花(花が咲く少し前の状態はこちら)。

上写真の撮影時間は朝6時過ぎ。休日か平日か忘れてしまったけれども,朝日を浴びるアオダモは,思わず早朝にカメラを持ち出させる程の美しさだったのであります。アオダモ越しに見るわが家もイイではないか。

寒さの和らぎとともに蕾(つぼみ)が膨らみ花が咲く。玄関を出て数歩。庭で感じる春の予感。季節の変化なんてどこででも感じられるでしょ。たしかにその通り。しかし,庭の雑木がつくりだす潤いは,わたし達の生活を豊かなものにしてくれます。

【築3年目】呼び名はともかく優等生なアオダモが好き

アオダモは優等生。手をかけなくても美しい姿に育ちます。

コナラ

春の訪れを鮮明に感じる

アオダモを植えて1年後に追加したのがコナラとアカシデ。

日照の差か,樹種の違いのせいか。らずもね家の春は,まずアオダモが芽吹く。追って,コナラやアカシデが芽吹き出すと春の訪れを鮮明に感じます。

ケムシ発生率

アオダモ,コナラ,アカシデの3種でケムシ発生率を比較すると,去年はコナラが圧倒的1位でした。今年はコナラのケムシ被害撲滅を徹底。見つけたらワリバシで捕まえてエイっ(ゴメンナサイ)。去年より間違いなく数が少ない。軽めにふった防虫スプレーの効果か。

雑木の庭の代表樹種「コナラ」を諦めようと考えている方へ

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アカシデ

残念ながら去年,病気にかかったアカシデはいまひとつ勢いに欠けるところがある。 その病気は,おそらく「スス病」のはずだ。 幹から枝にかけてアカシデ全体にアリがついてしまった。無知なためその状態を放置してしまったが,群がっていたアリはおそらくアブラムシを追っていたのだ。しばらくすると,葉に黒いススが着いた状態となった。

それからアカシデだけは植える場所を誤ったと後悔しているところがある。植える場所は脳内シュミレーションの結果,最適な場所を選んだはずだったが,なんとなんと庭の中で西日が長時間当たる場所にしてしまったのである。こんなことから,去年は早々に葉を落としていたアカシデ。

春,最も心配したアカシデだったけれど,上写真のように葉を付けてくれました。

アオダモにもコナラにも負けない堂々とした姿に胸を撫で下ろしました。

ケムシや病気に遭遇し未知の経験をしながらも,わが家の雑木達は見事に冬を乗り越えた。 そしてまた春先の姿を記録した写真は,夏枯れしている主(わたし)に対してさえ活力を与えてくれる。 もう少し季節が進めば落葉樹の紅葉が待っている。 庭で見る紅葉の美しさに期待を込め,日々の仕事を頑張ろうか。そんな前向きな気持ちにしてくれるのも雑木の庭のいいところだ。

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春の芽吹きの美しさは奥入瀬渓流にはかなわないが自宅で落葉高木の芽吹きを感じられるのってサイコーにも書いて言いますのでご覧ください。

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