秋田のGAOもそうだし,満足度120% 越前松島水族館もそうだったけど「地元にこんなの水族館があったらいいのにな。うらやましいな。」というのがマリンピア日本海でございました。
1⃣長岡花火パーク&ライドのメリットは2日目にわかるのかも
前日の長岡花火フェニックスの感激が覚めない中,この日は新潟市水族館「日本海マリンピア」と海水浴を楽しむ計画でした。 振返れば,この旅の計画は大曲花火の駐車場予約を完了させた中,「長岡花火に行くか,止めるか」で相当迷った後に決めたものでした。その結果,長岡行を決めた時点では長岡市内のホテルがとれず,推奨されているパーク&ライドとすることに。仙台から新潟市までは車。新潟市から長岡市までは上越新幹線利用。交通費は嵩みます。
- 長岡花火パーク&ライド ビミョウな点
- 往復の交通費(新幹線)が嵩む
- 長岡駅から花火会場まで結構歩く(体力的には可能だが,帰りの新幹線にスムーズに乗りたいと思うととても左岸まで行く気にはなれない)
- 「長岡花火のため」と言い聞かせなければガマンできない新幹線車内の混雑
パーク&ライドもビミョウな点はありますが,今回のようにホテル宿泊で翌日に観光をしようと考えると,そのメリットは2日目にやってくるなと感じました。 というのは,100万人規模で押し寄せる長岡花火の客のうちの何割かは宿泊しているはずで,翌日の観光地は少なからず混雑するはずだと考えていました。案の定,地元ラジオを聞いていると「昨日長岡花火を見ました。今日は○○を観光して帰りまぁす。混んでまぁす。」といったコメントが寄せられていた。
この日の目的地は閉館してしまった地元「マリンピア松島」に通じる(名前が似ているだけ)の新潟市水族館「マリンピア日本海」。単に夏休みだからか,はわかりませんけど駐車場には新潟県外ナンバーの車が多く,長岡花火の余波とも感じられました。
- 今回お世話になったホテル
- ホテル クラウンヒルズ新潟
水族館の開園時間をにらみながらホテルを出発。近いこともあっという間に到着。仮に長岡に宿泊していたらこうはならなかったかもしれません。パーク&ライドのメリットは2日目にあるのかもしれない。
2⃣手が届きそうなカメが面白かった日本海大水槽
わが家では,どういうわけか,いつのまにか旅行を使用とすると当地の水族館には決まって行っている。水族館そのものが目的だったり,そうでなくとも近くに水族館があるなら行っておこう,となったり。今回の旅行の主目的は長岡花火です。が,やっぱり水族館をはずすわけにはいかないということになりました。
- 新潟市水族館マリンピア日本海
- http://www.marinepia.or.jp/
水族館でお目にかかるのは珍しいムツゴロウ。 上写真は偶然にもドロのツヤ感が上手に撮れすぎてビックリした1枚です。
いくつかの水族館を見て感じるのは,水槽の作りこみの違いです。 岩,石,草木等をジオラマのように配し自然を再現している水槽の数は,水族館の規模に比例するように感じます。
「マリンピア日本海」に名前が似ている地元「マリンピア松島」。閉館してしまったのは残念でしたが,今思えば四角くかたどった水槽は青く塗装された壁面がむき出しになっているものが多かった。とはいえ,宮城県民の幼い頃の記憶に刻まれているマリンピア松島の哀愁が好きだした。
ニュルニュル動くタコ。
手が届きそうなカメが面白かった
たしか,日本海大水槽の一角に造られた丸いのぞき窓だったと思います。ガラスの向こう側にカメがいました。
うわぁ,触れそう。うわぁ。
はしゃぐ子ども達に気付いてかどうか,カメは遠くへ泳いでいきました。
ガラスに接近して泳ぐ系の魚は,ユーモアなヤツが多くて面白いですね。
ビーバー。 仙台では八木山動物園のはじっこにビーバーのオリがあることは知っていますが,何度行っても躍動的なビーバーにはお目にかかったことがありません。こんなに生き生き泳ぐビーバーを見るのははじめて。
3⃣見応えのあるトドとイルカのショー
トドのショー
初体験のトドのショーは迫力がありました。その体長,体重。そして鳴き声。ド迫力です。
このキバ。スゴイ。 トドが水に飛び込んだ際は全観客が「オォッ」とざわついていました。
イルカのショー
あぁ,マリンピア日本海。いいわぁ。 ちなみに入館料は,マリンピア日本海が1500円。仙台海の杜水族館が2100円。
イルカのショー。ショーアップ度の高い八景島シーパラダイスに比べたら,全体的に落ち着いた印象。息の揃ったドルフィンジャンプがキレイでしたよ。
海遊館や八景島シーパラダイスに目を奪われるのは間違いない。そんな超有名な水族館と比べたら,日本のほとんどの水族館が見劣りしてしまう。 でもきっとそうではない。秋田のGAOもそうだし,満足度120% 越前松島水族館もそうだったけど「地元にこんなの水族館があったらいいのにな。うらやましいな。」というのがマリンピア日本海でございました。