日本を代表する大阪城に来たこと。これ自体に感激でした。 武将に興味を持ち出した子ども達は,やはり鎧(よろい)や刀に興味深々。仙台藩初代藩主「伊達政宗」が大阪夏の陣にどのように関わったかを(展示されている内容を知ったかぶりして)説明できたのもよかったな。
1⃣脇汗の未体験ゾーン
北陸自動車道から名神高速道路へ。さらに京滋バイパスへと未体験ゾーンへ突入。 10年も前の地図データに基づくカーナビのガイドは混乱するばかりで役に立たず。スマホの地図を辿り,久御山JCTから門真JCTへ進むはずが曲がり損ねて一旦,久御山ICで高速を降りる残念な結果に。 それならそれでということで,給油をした後,久御山南ICから再度高速道路へ。森之宮ICへの間,右からも左からもやってくる車の多さとJCT多すぎでまたも混乱。脇汗がとまりませんでした。
とは言え,大きなトラブルなく最初の目的地「大阪城」に到着です。
大阪城へは上地図のように大手門(NHK大阪ホール)側から入り桜門,天守閣へと進みました。
2⃣見上げた飛行機に負け惜しみのガッツポーズ
NHK大阪ホール近くに車を止め大阪城公園に向かう。車の長旅の疲れがないと言えば嘘になりますが,思ったより全員元気でホットしました(笑)。で,園内の木々越しに見る南外堀と石垣を眺めた時に大阪に来たんだなぁと実感。
大手門
外国人観光客も多くにぎやかでした。 が,じっくり噛みしめるように大手門付近を歩きます。そして,本命の天守閣を前に何度も何度も記念写真を撮りました。一大決心の旅行でしたからね。旅行のワンシーン,家族の笑顔,その瞬間を逃したくない。そんな気持ちだったと思います。
- 大手門
- 寛永5年(1628)の創建。天明3年(1783),雷火に遭ったが焼け残り,屋根のみ幕末に改修されている。~出所「ハンドブック 日本の城」~
大阪城公園の北にある伊丹空港に着陸すると思われる飛行機が,わたしの上を飛んでいきました。 遠方から飛行機で観光に来る人も多いだろうなぁと思ったり。また,心の中では「車でも来れるもんね」と負け惜しみを吐いてみたり,ガッツポーズをしてみたり。
桜門から天守閣へ
さて,桜門に到着しました。 阪神高速13号東大阪線を走りながら,ちらりと見えていた天守閣にいよいよご対面。展望台はすでに人がいっぱい。
大阪城。立派なたたずまいですな。
- 大坂城復興天守
- 豊臣秀吉が天下人の居城として築城したのが大坂城である。
- しかし,現在の大坂城には秀吉による築城の痕跡は一切認められない。
- 大坂夏の陣で灰燼(かいじん)に帰した大坂城は徳川幕府によって再建されるが,それは秀吉時代の城をすべて埋めてしまい,その上にまったく別の城を築くというものであった。
- 昭和6年に復興した天守。復興にあたって,徳川幕府が築造した天守台の上に豊臣秀吉築造の天守を模した鉄筋コンクリート製で造られた。~出所「ハンドブック 日本の城」
天守閣展望台へのぼり金のシャチホコを拝むこともできました。
「大阪に行きたい」と強く心を動かされたのは海遊館とUSJでしたから,この二つに行くことはすぐに決まりました。 けれど,他にも通天閣,梅田,あべのハルカスと行ってみたいスポットが沢山ありましてね。 さぁ,どうしよう。となった時に,武将に興味を持ち出した子ども達の勉強にいつか役立つ時がくればという期待を込めて大阪城を選んだのであります。 通天閣は展望台から眺めて終わりにしました。
日本で最も高い超高層ビルだという「あべのハルカス」も展望台から眺めて終了。 いつか機会があれば,仙台が誇るSS30の10倍上をいく「ハルカス300」に行ってみたいものです。
3⃣伊達政宗は徳川方についていたのか
展望台からの景色を楽しんだ後は,天守閣内の展示で歴史の勉強。 元来,歴史に対する興味が薄かったわたし。中学校での歴史のテストは点数をとるための暗記問題としか見てませんでした。だから,伊達政宗のことも「仙台の武将でしょ」という超アバウトで感覚的な小学生レベルの理解しかしておりませんよ。
その伊達政宗。 実は豊臣家と徳川家の最後の決戦「大阪夏の陣」の徳川方についていたらしいんですよね。徳川方が動員したと言われている15万5千の大軍の一端を支えていたのでしょうね(ちなみに豊臣方は5万5千の大軍を動員したとのこと)。
4⃣まとめ
日本を代表する大阪城に来たこと。これ自体に感激でした。 武将に興味を持ち出した子ども達は,やはり鎧(よろい)や刀に興味深々。仙台藩初代藩主「伊達政宗」が大阪夏の陣にどのように関わったかを(展示されている内容を知ったかぶりして)説明できたのもよかったな。
大阪ならではの美味しそうな食べ物。
たこ焼きを選べばいいのに。いや「選べ」と言ったのに唐揚げを選んだ長男。 大阪城で武将のことをどれだけ理解したのかは不明ですが,楽しい旅行ははじまったばかり。
大阪城の後は,この旅行でお世話になるホテル法華クラブ大阪の場所を確認しながら海遊館に向かいました。つづく。