下の子どもが小学校に入った頃から,日常の生活圏を一気に飛び出すロングドライブで出かけることが多くなった。その結果,今ではロングドライブが好きになった。そんなわが家が今年のゴールデンウィークに行った鏡面の十和田湖のことを記録しておきます。とにかく,鏡面の十和田湖がキレイ。この一言に尽きます。
1⃣仙台→十和田湖までのロングドライブ
日の出前に仙台を出発。 マイカー旅行,特に200kmを超えるロングドライブの場合,早朝,旅程によっては深夜に出発することもある。もちろん数日前から無理をせず,体調を整えてマイカー旅行に臨む。「そんなに早くでるのってツラくないですか」って質問にはノーと答えている。無茶をしていることは自分でわかっているが,時間を有効に使うことに執着する質(タチ)なので,苦ではない。むしろ,早朝出発はマイカーロングドライブ旅行の醍醐味だ。
仙台→十和田湖までの道のり
仙台から十和田湖までは高速道路を利用。グーグルで調べた結果,上地図のように表示される所要時間は,経験的に精度が高いなぁと感じています。
東北自動車から見る朝日
ゴールデンウィークに突入したばかりのこの日。十和田湖までのロングドライブは,例外なく早朝出発でスタート。 混雑がはじまる前に十和田湖に到着したい。その目論見どおり渋滞に巻き込まれることなく東北自動車道を北へ,北へ。途中,(盛岡を過ぎた頃だったと思いますけど)日の出が見えました。 子ども達にとっては,夜も明けぬ暗がりを車に乗り込み,普段は見ることのない深夜・早朝の街の様子は新鮮なようで,最近では「夜に出発したい」という。どうやら,早朝出発が子ども達にも定着してきたようだ(ニヤリ)。
2⃣発荷峠展望台から十和田湖へ
十和田インターを降りて103号線で十和田湖を目指しました。朝を迎えたばかりの103号線。車窓から並行して大湯川を眺めることができました。朝靄,新緑,川のせせらぎ。どれもこれも,十和田湖に来てよかったと思わせてくれるファクターばかり。
カーナビを見て十和田湖に近づいていることが確認できました。 上写真は,十和田に向けて上り坂がきつくなった頃に見た滝。坂道,周囲の木々,気温の変化,空気の変化などなど。こうした景色の変化がカーナビより強烈に「間もなく到着」の予感を高めてくれます。そして・・・
発荷峠展望台から十和田湖を望む
イェーイ。発荷峠展望台に到着。 十和田湖ビューティフォー。 以下に,湖畔から撮った写真を貼ってあります。湖畔なら澄んだ鏡面を見ることができますし,発荷峠展望台なら周囲の山々を含めた十和田湖を眺めることができます。どちらも見ておきたい景色です。
3⃣鏡面の十和田湖 湖畔を乙女の像まで歩いた時に見える景色
鏡面の十和田湖
当地の売店が開くかどうか。十和田湖湖畔に到着したのはそんな時間帯でした。 ゴールデンウィーク。観光客でごった返す前の静けさ。近くのホテルに泊まったのかな?と思わせる観光客が数人が歩いている程度。十和田湖の鏡面を静かに味わうには最高のシチュエーション。
キレイ。
キレイ。
キレイ。
乙女の像
乙女の像につながる道から見た上写真3枚の景色。今,あの時の朝の空気と鏡面を思い返すだけで,心が穏やかになる。
乙女の像から十和田山神社へ
火山の大噴火と陥没によってカタチづくられたと考えられている十和田湖。 玄武岩か。安山岩か。噴火とともに噴出したのだろうか。 人力ではびくともしない岩の重量感に「万年」オーダーで刻まれた時間の経過を感じる。
乙女の像から十和田山神社には上写真の散策路を進みます。 春。芽吹いた木々を眺めながら進む散策路が気持ちいい。
十和田山神社
朝の散歩には程よい距離。
忘れずお参りも。 一つ残念だったのは,神社のさらに上に登ったところにある「占場」に行けなかったこと(何やら崖崩れの恐れ,そしてまた,その復旧に向けても複雑な事情がある模様)。行けないとなると,より行きたくなるのが世の常。もし神秘のパワースポットに行ける機会がやってきたら次こそは行ってみたい。