帰りの長岡駅と新幹線内の混雑には滅入ったけど,フェニックスはわが家の夏休みの思い出に深く深く刻まれました。
1⃣おすすめ交通手段 パーク&ライド
長岡花火を見る。その宿泊は長岡市内がいい。と思ったけれど,時すでに遅しだったことは前回記事のとおり。それならそれで,翌日の新潟観光を考えれば新潟市内のホテルでヨイと考えてホテルを予約。公式ホームページでもおすすめされている交通手段「パーク&ライド」で長岡入りする計画でした。
- 今回お世話になったホテル
- ホテル クラウンヒルズ新潟
この日の気温は30℃を超え,とにかく暑い。暑かった。 だから17時頃に新潟を発車する北陸新幹線に乗る前,15時過ぎにチェックインしてホテルで横になれたのが奏功。リフレッシュしてから花火を見ることができました。
はじめて乗る上越新幹線。 自由席を確保するためホームには早めに並びました。クーラーボックを持つ人,すでに桟敷席のチケットを首からぶら下げて準備完了の人が多く,新幹線待ちの多くの人は長岡に向かう感じでした。このざわつき,祭りの前の高揚感が好き。
で,長岡駅到着。 おすすめのパーク&ライド。たしかに車の渋滞に巻き込まれることはない。渋滞の緩和にもつながっているかもしれない。が,新幹線の混雑も相当なレベルでした。車にしろ,新幹線にしろ,混雑覚悟で臨む。そんな心構えが必要だと思いました。
2⃣新潟グルメで気になっていた謎のイタリアンを食す
全く新潟を知らなかったわたし。せっかく長岡に,新潟に行くんだから逃さず食べたいと考えたのが,回転寿司,ポッポ焼き,イタリアン,そば。この日の昼食はピア万代の回転寿司「弁慶」を目指すも3時間待ちとのことで断念。
ならば,お祭りではつきものという「ポッポ焼き」は逃すまいと露店に駆け込むと「ごめんなさい。準備中です。」と(涙)。
トマトソースかけ焼きそば イタリアン
回転寿司とポッポ焼きに蹴られたショックを癒してくれのが「イタリアン」。 今回,右岸マス席をネット予約した結果,届いたのは(青色)の席でした。その席から最寄りの露店を物色してまわったところ,イタリアンの発症とされる「フレンド」の出店を発見。迷わず「イタリアン」をゲットしたのであります。
どれどれ。イタリアンとはいかなるものか。
焼きそばにトマトソースがかけられたジャンクフード「イタリアン」。大騒ぎする程ではないが美味い。美味いぞ。
3⃣甲乙つけがたい大曲と長岡
フェニックスに込められた想い
初めての長岡花火を見るためにリサーチした中で,長岡花火の起源にふれました(以下のホームページ)。
- 長岡まつりに想いを込めて
- http://nagaokamatsuri.com/omoi.html
対岸(上写真は右岸から撮った左岸)までビッシリ埋まった人達。 とかく打ち上げられる数や「尺」の大きさに目がいってしまうのが花火です。が,ここ長岡が空爆を受けた当時のことを思うと胸が痛くなりました。また,空爆を受けた昭和20年の翌年に行われたという長岡復興祭の後,レンズ越しに見ている平和,成し遂げられた復興の姿。花火の名前「フェニックス」に込められた想いがビンビン伝わってきました。
花火スタート
7時20分。花火スタート。
キレイ。
花火の美しさを競う大曲花火大会に慣れているわたしたち。「花火ひとつのカタチ(完全な丸に近いか,否か)でいったら大曲が上じゃない」と家内の辛口コメントもありながら。
確かにその指摘はあっていると思いながら,ディティールより迫力で上回るんじゃ?と感じたり。
フェニックス
大曲か,長岡か。甲乙つけられないままフェニックスのスタート。
ただ一つ。間違いなく言えるのはフェニックスはスゴイ。一見の価値あり。
大曲の大会提供を超える花火を見た。そう感じました。
自分の視界180度。下から上まで。
花火の赤,青,黄色の光で埋め尽くされ。
ゥオゥ。ワォウ。と家族全員で大騒ぎ。 開いた口が閉じないままフェニックスが終了。涙が出ました。
フェニックスの後も見ごたえのある花火が続きました。
帰りの長岡駅と新幹線内の混雑には滅入ったけど,フェニックスはわが家の夏休みの思い出に深く深く刻まれました。