前回記事からの続きです。標高61mの津森山登頂を果たした後,桂島海水浴場で遊びました。子ども達が考えた,あまり工夫が感じられないまったく子どもらしい遊びでギャハハと笑い,いい春のレジャーになりました。さらに仁王島,松崎神社まで歩いて余力を使い切ったのでした。
1⃣津森山から桂島海水浴場へ
津森山で思いがけずアカシデの巨木に遭遇し,その頂上,標高61mから下山を果たしました。 次は,桂島海水浴場を目指します。津森山までの経路「スイセンロード」まで戻り,桂島海水浴場へ左折するルートです。 ちなみに,前回記事にも書いておきましたけど下記の「島歩きマップ」があれば桂島を満喫することができますよ。
- 塩釜市ホームページ 浦戸諸島/島歩きマップ
- http://www.city.shiogama.miyagi.jp/urato/shimamap.html
海水浴場に到着。まだ癒えない震災の傷跡。 完全復旧を果たしたとは聞いていなかったから高望みはしていませんでした。砂浜と道路を仕切るところの舗装や階段の手すりは,まだ修理されていなかったけれど,多くの人の手によって清掃されたのでしょうね。流れ着いたゴミは少なく美しい水と砂浜が戻りつつあることを実感しました。
静かです。
静かな海です。
子ども達は,打ち上げられた海草を掴み取っては海に放り投げ。波で戻ってきては放り投げ。名づけて「海草取れるかゲーム」。
「波から逃げるゲーム」と名づけられた,引き波に接近した後,寄せて来る波に追いつかれないように逃げるゲーム。 やるぞ。やるぞ。と思っていたら,案の定・・・ やんちゃをする男の子を連れて行く場合,着替えを持って行くと全力で遊べるでしょうね。
2⃣桂島海水浴場から仁王島へ
海水浴場でしばらく「海草取れるかゲーム」と「波から逃げるゲーム」をした後,島西部を歩いて桂島漁港へ戻るルートを歩きました。
桂島海水浴場の西側にある仁王島が見えました。 スフィンクスのように見えませんか。
3⃣仁王島から松崎神社へ
仁王島を左手に見ながら,さらに進むとすばらしい眺望。 途中,震災被害と思われる崖崩れ箇所がありますから注意が必要です。
たぶんツバキです。多くのツバキが散策路の上方を覆いトンネル状になっていました。
ピンクの花も楽しめます。 この後,この日のゴール「松崎神社」まで行ってトレッキング終了です。
4⃣まとめ
もともとノープランで訪れた桂島でしたが予想以上に楽しめました。 その楽しさは,わたしの文章力では十分に表現できませんので,記事に載せた拙い写真から想像を膨らませていただければと思います。 ちなみに,ノープランゆえ,トレッキングのゴールにたどり着いてから帰りの船の時間まで一時間弱の時間がありました。この時間は,桂島海水浴場に戻って再び「海草取れるかゲーム」と「波から逃げるゲーム」で遊びました。 上写真は桂島海水浴場の水面です。キラキラして本当にキレイでした。
ちなみに一緒に船に乗ったお客さんの中には,カップル1組,6名くらいのマラソン(ジョギング)を楽しむ人たち。それから釣竿をもった人たちが数名,といったところでした。
市営汽船を利用し,マリンパルゲート塩釜でほんの少し買い物をしました。これを復興支援と呼ぶのはあまりにずうずうしいと思うのだけれど,それでも地域に貢献できたような感じを持っています。ではまた。