幸楽苑で家族4人。塩釜仲卸市場「ごはんセット¥300」で4人。これぐらいで海鮮丼食べられるんだ。
1⃣3.11を思いながら塩釜仲卸市場へ
3.11が近づくと繰り返し「震災以降の今」が報じられる。 復興計画。その進捗。防潮堤と土盛によって面影も何もなかも変わってしまった街。 それを見て思う。どれだけ支援・応援しても家族や財産を失った被災者個人の心の底にある絶望・失望に寄り添うことができるのだろうか。十人十色。百人百色。それぞれの事情を抱えた被災者にどれだけ寄り添えるのか。 振返れば2008年には栗駒山が広範囲に崩壊した「岩手・宮城内陸地震」があった。この他にも,全国には自然災害で大切な人を失った方がいる。 自分が深刻な被害を受けていたら何を感じるだろうか。何を感じていただろうか。 こんなことを考えながら,この日(3.12),塩釜仲卸市場に向けて車を走らせました。
ちなみに,過去記事一度見て号泣せよ 震災特別番組「星空とともに」は震災の風化防止に役立つこと間違いなしと考えて書いてます。よろしければご覧下さい。
2⃣殻付きカキ 中身は開けてビックリの特大サイズ
馴染みのある塩釜仲卸市場。いつもの新鮮な魚介類は見るだけで楽しい(よだれが出る)。
で,そんなに食べた記憶はないけれど子ども達が「殻付きカキ食いてぇ」と執拗にまとわりつくので食べることに(東尋坊で食ったんだっけかな)。 こちらのお店では大中小,3サイズの殻付きカキが選べます。復興応援というには非力過ぎますが最も高価なLサイズを選択。で,一番下に写るカキの中身が明けてビックの特大サイズ。店主から「大当たりだね」と言われた開けたばかりの新鮮なカキは,レモンをしぼった後子どもの口に入りました。 仲卸市場に行ったら是非。
3⃣「ごはんセット¥300」+¥1000ぐらいで味わう満足度
何度も来ていながら初体験の「ごはんセット」。¥300円の丼ぶり飯(酢飯ではない)とみそ汁です。こいつに自分で選んだ新鮮な魚介類を乗っけて食うわけです。
今回はマグロ(赤身),メバチマグロ,サーモン,タコの刺身で合計4人前。お値段総額は¥1000を少し超えます。ごはんセット計¥1200と合わせても間違いなく¥3000円でお釣りがきます。 たしかに,お隣に座ってた家族のようにトロ,エビ,イクラをのせたらこうはなりませんけどね。なんとなく,いつもの幸楽苑と同じ価格帯なのに立派な海鮮丼が食べられて,さらに旅行気分まで味わえる。この満足度がヨイ。 県外の方はもちろん,宮城県内の方も楽しめますな。