思い起こせば、仙台工場ではタンクが倒壊したんだっけ。新聞報道された写真には、倒壊したタンクと屋上に避難された工場の方々の姿が。そこにいた人たちの心情を察すると涙がでます。試飲コーナーの隅には震災復旧の軌跡を紹介する展示がありましてね。案の定、涙がこぼれましたよ。がんばれ仙台工場。
工場見学
飲みつづけているビール。どうやって作られているのか。見たり聞いたりする話から想像はできる。でも別に作り方を知らなくとも缶ビールは飲めるし。ビールに対する考えってそんなもんでしたよ。
上写真がホップ。ビール缶に描かれることもあるアレですね。 この他、ビールの主な原材料は麦芽と水です。
工場見学の意義
この日、製造ラインは停止してました。無数の瓶ビール、缶ビールがラインを流れる様を見たい。子ども達に見せたい。という希望は叶わず。それでもビデオで拝見できましたから良しとしましょう。
考えてみれば「ビール離れ」が進んだ結果、今日では乾杯する一杯目から焼酎、カクテルを選ぶ人もいるんだとか。そんな状況を乗り越えるためには、やっぱり生産調整も行われているんでしょうね。
ビール全盛の頃から見れば、苦難の時かもしれません。でも私にはキリンビールに頑張ってもらいたい理由があります。 そうです。3.11の被害を短期間に復旧し頑張ってらっしゃるからです。
思い起こせば、仙台工場ではタンクが倒壊したんだっけ。新聞報道された写真には、倒壊したタンクと屋上に避難された工場の方々の姿が。そこにいた人たちの心情を察すると涙がでます。試飲コーナーの隅には震災復旧の軌跡を紹介する展示がありましてね。案の定、涙がこぼれましたよ。がんばれ仙台工場。
子ども達には「物作りの現場」と「震災からの復旧」を自分なりの言葉で説いたつもり。どれだけ理解してくれたかわかりませんけどね。
工場見学はすいすい進み、貯蔵タンク内を歩いてビールになった気分を味わいました。 タンク内に写るオレンジの画面わかります? これ、わが子も、他の子ども達にも大人気でした。
麦汁の試飲があります。 麦汁の味って、あめ餅の「あめ(飴)」にそっくりです。きっと宮城県民の方には、わかってもらえると思います。 最終的に苦味が付いてビールの完成となりますが、その前段の麦汁を味わえたりって面白いです。
キリンビールの試飲
工場見学の後はキリンビールの試飲です。 何の下調べもなしに工場見学に来て試飲ができると知ったもんですからね。うれしかったですよ。
「帰りの運転は奥さまが」と了解をとりつけてから、いただきました。場内を案内いただいた女性の方からも飲酒運転はいけませんと説明されます。その説明を裏切るわけにはいきませんよね。で、仙台工場産だという「一番搾り」と「ラガー」をいただきました。その後は仕上げに「スタウト」を。 未成年、お酒の苦手な方にはソフトドリンクが。さらにはノンアルコール飲料も。さらにさらに、おつまみまで。 「試飲」という言葉の響きを越えるレベルに大満足です。ありがとうございます。
なんと貯金箱まで。500円硬貨なら10万円程になるんだとか。
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