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仙台市八木山動物公園のここが好きだ

わが心のオアシス「八木山動物園」で餌付け体験をしてみたところ、その満足度が高かったので改めてその良さをまとめました。

八木山動物円のここが好き

安い

一般(大人):400円。小・中学生:100円。未就学児:無料。 安い。良心的な料金設定に毎度のこと感謝している。

全国的に有名な上野動物園は一般:600円。旭山動物園は大人(高校生以上):800円。 それぞれの動物園で飼育されている動物の種類、数、規模が違うから料金だけ比べても、ってところはあるけれど、とにかく安い。そして、その敷居の低さから「今日何する?」、「動物園に行ってみる?」という会話からふらっと行くことができる。ありがたい。

近い

近いかどうかはお住まいの地域からの移動距離によります。また車で行くならドライバーの感覚にもよるところでしょう。 玄関口である仙台駅から見れば、八木山動物園はバスで片道25分。上野駅の目の前にある上野動物園にはかないませんが、そんなに遠くないでしょう。

私は専らマイカーです。駐車場が混雑していると滅入るので、混雑が予想される時期を避けていきます。駐車場代400円ですよ。

子ども達が動物好きだから

動物好きの子ども達。毎週欠かさず「ダーウィンが来た」をチェックしています。 そんな子ども達に本物を見せたい。子どもの好みに親の願いが重なって、やっぱり八木山動物園が好き。となるわけです。

ホッキョクグマ、アフリカゾウなどなど、大型動物のスケール感は一見にしかず、ですよね。

八木山動物公園の楽しみ方

行くなら春か秋がいい

都合が許すなら、春ならゴールデンウィークを避けて。秋ならシルバーウイークと呼ばれる連休を避けてがいいんじゃないでしょうか。

夏と冬はなぜだめか。それは、動物たちの動きが緩慢になっているのではないかという我が家の思い込みに基づくものです。この思い込みで夏と冬には行ったことがないので、動物たちの動きが本当に緩慢なのかは不明です。

餌付けが楽しい

目の前に迫る巨大なアフリカゾウの花に手でリンゴをあげる。ド迫力です。 アフリカゾウにあげる餌はリンゴとかニンジンとか。餌付けが開始される時間に係の方からひとつ100円で買います。で、順番を待って餌をあげます。

オリのギリギリまで迫ったゾウは鼻を伸ばしてきます。小学生くらいなら自分の手でゾウの鼻に届くでしょう。小学生以下の子どもなら係の方が餌を竹にさしてくれるはずです(係の方は親切でした)。その竹を握ってゾウの鼻めがけて伸ばしてやればパクリです。

カバの餌付けもできますよ。 アフリカゾウと同様に餌付けが開始される時間になると行列ができます。そこでひとつ100円の餌(この日はにんじん3かけ程)を買うんですね。 例によって順番が来たら踏み台に上がり、カバの口めがけてポイ。

子ども達が「餌をあげる」という行為をした結果として必ず「動物の反応」があります。子ども達は自らの行為の結果として動物の反応を確認し「すげぇ食った」なんて目を輝かせる。動物園の楽しみ方としてワンランク満足度がアップする瞬間でもありあますね。

八木山動物公園に望むこと

このままの八木山動物園であって欲しい。こう考えています。 「このまま」というのは「派手じゃなくとも暖かい手作り感がある。細々とでもいいから長く続いて欲しい」といったところです。

地方都市にはどことなく「大都市に追いつけ」みたいな風潮があると感じています。そして、そんな発想から生み出される「大都市圏のそれには間違いなく劣るんだけど頑張って作りました的な中途半端なモノ・施設」が地方都市の良さを台無しにしているとも感じます。

地方都市の良さを説明することって難しいですけど、八木山動物園には地方都市の良さが凝縮されているような印象を持っています。

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