3.11から間もなく3年が経とうとしています。 石巻に暮らしていた数年前。当時の風景。あの風景がどうなっているのかと思うと、なかなか近づきにくいところがありました。 日和山から眺めた日和大橋。海がキラキラと輝く穏やかさだけが記憶されております。震災直後から津波の映像を見る度に心がいたみました。改めまして被害にあわれたみなさまにお見舞い申し上げます。
石ﾉ森萬画館
なかなか近づきにくい。ずぅっとそう感じていましたが、ある時子ども達がポツリ。「仮面ライダーの変身やってみたい」と。そう石巻の中瀬にある石ﾉ森萬画館には仮面ライダーの変身をバーチャル体験できるアトラクションがあるのです。
「いつか行こうか」。こう約束してからしばらく経ちました。この日はなかなか近づけないという凝り固まった固定観念よりは「微力ながら当地の復興に役立とう」と思い、石ﾉ森萬画館へ。
お目当ての「仮面ライダーの変身」はできました。それから仮面ライダーのバイク「サイクロン」に乗ってゲームもできました。我が家の子ども達には普段からこの種のゲームをガマンさせています。でも今日は「復興につながれば」と大判ぶるまいであります。
津波が残した爪痕。落ち着きを取り戻したとはいえ、疲弊した雰囲気を感じずにはいられませんでした。
門脇地区の様子も見ました。 子ども達は「今、津波が来たらどうするの」と怯えた様子。当時見た津波映像は子ども達に相当なインパクトを与えていたことを今になって感じました。 門脇地区に到達した津波の高さ。その到達高さを知った子ども達は、改めて津波の大きさを体感したことでしょう。大地震に遭遇したら身の安全を確保することが大切だよね、という話をしながらその場を後にしました。
ネットで多くの動画、映像を見ることができます。でも、現地を訪れて自分の目で、肌で感じたものは、ネットで見たそれとは全く異なるものでした。
石巻まちなか復興マルシェ
微力ながら復興につながれば。ということで復興マルシェにて昼食を。
下調べ一切なし。で目に飛び込んできた「円盤ぎょうざ」の文字に心奪われて「石巻ぎょうざ道場」の門をくぐることにしました。
ジャン。円盤餃子。20コで800円。家族4人でペロリ。 円盤状になった餃子を見るのははじめてでした。見た目からして旨そう。一口。皮カリカリで具がモチモチ。高得点。 この腕前ならきっと「揚げぎょうざ」も旨いはずと思ったけど、おなかの具合と相談して追加注文は断念。次回の楽しみにすることに。
ぎょうざ道場でありながら、石巻やきそばまで広い守備範囲を誇るからあなどれない。 「石巻ぎょうざ道場」オススメです。
