- こんなあなたに
- いっぺんに多くのことが押し寄せてやることが多い人
- 要るものと要らないものの整理がつかない人
- これらの結果,延々と仕事が続きストレスフルな人
- 困りごと
- タスク管理手法って何がいいの?
- 手帳やカレンダーで管理しようとしてうまくいかない,いい方法はないの?
- 残業を減らす方法ってないのかしら?
こんな困りごとにこたえます。
この記事でお伝えすること
デヴィッド・アレン氏「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」を紹介しています。
「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」レビュー
アマゾン カスタマーレビュー
アマゾンのカスタマーレビューによると「ストレスフリーの整理術」に対する評価は☆3。☆が減じられる主な理由は「誤字」「冗長だ」「(本)のデザインが酷い」といったもの。
これらの減点を除く「GTDそのもの」に対しては,評価する声があると読み取れます。
GTDは希望
2017年,様々な環境変化によって満身創痍のどん底にあったらずもねを救ってくれたのがGTD。最悪期を脱した後に書いた記事があります。
GTD開始から6ケ月を振り返り「前向きになれた自分」に気づく
こんな経験をしたらずもねにとって,GTDは「希望」。
レビュー
マイナス,プラス両面を列記します(以下)。
- マイナス面
- 原版が英語の場合によくある「読んでてわかりづらい言い回し」がある
- 冗長である
- 冗長であるが故,最終章「第15章 GTDマスターへの道」に辿り着くには息切れがする
- プラス面
- GTDの基本を学べる
- GTDマスターへの道が学べる
- GTDを紹介するWEB記事では省略されてしまう細かな部分まで,GTDを学べる
マイナス面がありますが,現時点の結論は☆4です。 この先,繰り返し読めばWEB記事では省略されてしまう細部に気づき,GTDの神髄に到達できるかもしれません。
GTDそのものは☆5
GTDを知ったのは書店でした。 その後,142頁下部の注釈「*2 初版の刊行以降,GTDの手法を取り入れたソフトウェアが数多く開発されている。(以降,略)」が目にとまり,アプリ「Remember The Milk」「ToDo」「Toodoledo」「Wunder-list」を試す。 試行錯誤の末,選んだアプリには現在500件超のタスクがインプットされています。
GTDを実践には二つの方法がある。それは,「アナログ」か「デジタル」か。 アプリをインストールしたスマホは,肌身離さず持ち歩き,いつでも思いついたことを入力。 個々のタスクは設定日時にリマインドし,可能な限り消化していく。 「2分ルール」「週次レビュー」も実践する。
確かに,タスク管理の鮮度を保ち続けるには強い意思と努力が必要だ。
GTDに出会う前,当時のタスク管理といえば,忘れてはならないイベントを見開きの月間カレンダーに書き込む程度のことぐらい。 このやり方でもタスクの量が小さいうちは,問題なかった。 1年程前から,毎日押し寄せる計画外の仕事に短期間での対応を迫られる場面が増えた。 そこで,todoリストを作ったりタスク処理の優先度を考え実践。 これでも,うまくいかなかった。 仕事の開始直後から飛び込みの仕事に振り回される。すると,「タスクの優先度など意味をなさない」と感じるようになり,もはや「鮮度」云々ではなく最終的にはtodoリストを更新することをしなくなった。
その点,GTDは違う。
それは,GTDに組み込まれた「週次レビュー」の賜物であり,試行錯誤の末に選んだアプリ(手書きメモでは困難な”修正(書き換え)”が,カンタンに行える,デジタルツールならではの良さ)にあるのかもしれない。
本日のらずもねフィーリング
- 「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」は買いか,否か。らずもねは「買い」推しです。
- たしかに,「英語を日本語に訳した故の読みにくさ」「冗長」といった「本そのもの」へのマイナス評価はあります。
- しかし,「GTDそのもの」を身につけるメリットは計り知れません。
- だから,「買い」推しです。