- こんなあなたに
- 仕事術を探している人
- かつGTDを知っている人
- ただ「アナログかデジタルか」GTD実践方法で迷っている人
- GTDを知らない人はこちらをご覧下さい
- 困りごと
- GTDはアナログがいいの?
- GTDはデジタルがいいの?
こんな困りごとにこたえます。
この記事でお伝えすること
- この記事の意義
- 理由と目的
- いつやるか
- 読了の効果
- 効果の目安
- リスク
- 手順
- この記事を読む前と後の調和
- アナログかデジタルかの選択
- アナログの場合
- デジタルの場合
- マネジメント
- 訓練
- 指示と監督
- 懸念と解決
- 本日のらずもねフィーリング
この記事の意義
理由と目的
GTD初心者の方へ,「アナログかデジタルか」GTDの実践方法の選択について紹介します。
らずもねの結論
おすすめはデジタルです。と言っても,「紙(アナログ媒体)」も使います。使いますが,必要最小限で。例えば,GTDのワークフローで「資料」に見極められる手書きメモはスキャンしてパソコンの「いつかやる/多分やるフォルダ」へ保管。最も更新頻度の高い「次にとるべき行動リスト」はスマホアプリDGTGTDで。こうしたデジタル主体のGTDをおすすめしています。
いつやるか
GTDをはじめたい。ただ「アナログかデジタルか」の選択で足踏みしている。その選択。いつやるか。今です。今,デジタルを選択しましょう。
読了の効果
効果の目安
アナログかデジタルか。あなたの選択を助ける判断材料を紹介します。「デジタルではじめよう」と感じていただければうれしいです。
効果の見本
デジタルを選択する。スマホにカレンダーアプリ「ジョルテ」,GTDアプリ「DGTGTD」をインストールする。そうすると,次の5つのステップでGTDを実践できます。
ステップ1:把握する
GTD5つのステップ「把握する」~スマホアプリDGTGTDで実践しよう~
ステップ2:見極める
GTD5つのステップ「見極める」~スマホアプリDGTGTDで実践しよう~
ステップ3:整理する
GTD5つのステップ「整理する」~スマホアプリDGTGTDで実践しよう~
ステップ4:更新する
GTD5つのステップ「更新する」~スマホアプリDGTGTDで実践しよう~
ステップ5:選択する
GTD5つのステップ「選択する」~スマホアプリDGTGTDで実践しよう~
目標
この記事を読んだ後,アナログではなくデジタルで実践しようと感じていただければうれしいです。申し訳ありませんが,アナログで実践しようという方にはお役に立てません。ごめんなさい。
リスク
危険源・リスク・事故事例など
GTDをはじめる。そこにリスクはありません。
リスクはありませんが,GTDはストレスフリーになれても,やることが減るわけではありません。この点をご認識下さい。「なんだよ・・・」ということではありませんよ。ストレスフリーに到達する効果は計り知れませんから。
手順
この記事を読む前と後の調和
あなたが,まずGTDの5つのステップを学ぶ。次にこの記事を読んで「アナログかデジタルか」GTD実践方法を選択する。
アナログを選択した場合,アドバイスできることはありません。ごめんなさい。
デジタルを選択する場合,スマホアプリDGTGTDを使った実践方法を紹介していますので,引き続きご覧ください。
アナログかデジタルかの選択
GTDをはじめる時,最初の分岐点は「アナログか」「デジタルか」どちらを選択するかでしょう。何について「アナログか」「デジタルか」を選択するのかと言えば,「更新する」ステップで扱うリストです(以下)。これらのリストを「デジタル」で更新することをおすすします。
- 「更新する」ステップで扱うリスト
- カレンダー
- 連絡待ちリスト
- プロジェクトリスト
- チェックリスト
どのツールでGTDを実践するかで迷っている人もいるだろう。今使っているツールがよいのか,それとも新しいツールを導入すべきだろうか。結論からするとどちらでもよい。[引用:はじめてのGTD ストレスフリーの整理術,142頁]
書類,殴り書きしたメモ,付箋などの紙媒体に記された情報はアナログ的なものです。一方,メールをはじめ,パソコンで扱うファイル等の電子媒体,デジタル的なものが数多くあります。職種によって,「アナログ」なものよりも「デジタル」なものを扱うほうが多いこともあるでしょうし,その逆もあるでしょう。
「アナログか」「デジタルか」。果たして,どちらがいいのでしょうか。らずもねの結論は「デジタル」です。理由はデジタル,つまりスマホのほうが携帯性に優れるからです。
アナログの場合
GTDのツールは紙とペン。それからカレンダー。「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」を読めば,より具体的にツールを理解し自分流のアレンジを加えることもできます。が,あっさり言えば,この3つではじめられるでしょう。
- GTDをアナログで実践する場合のツール
- 紙
- ペン
- カレンダー
「手書き」ほど速く記録できる方法はありません。メモの威力は絶大です。ウェブ上には「GTDはもともとアナログな手法である」と指摘する考えがあります。たしかに,「把握する」ステップで頭の中にすべての気になることを追い出す最良の方法は,手書きする,つまりアナログが適しています。
しかし,アナログは「把握する」ステップで優れますが「更新する」には不向きです。「カレンダー」「連絡待ちリスト」「プロジェクトリスト」「チェックリスト」をアナログ的な方法で更新することを想像しましょう。紙に書く。完了したら消し線を入れる。扱う物量の増加とともに1枚1枚積みあがる紙(手帳)をめくる。再び,消し線を入れて更新する。こうして,書き出された大量のメモを仕分けて,携帯して,更新し続けるには難点があります。
GTDは続けるからこそ威力を発揮します。継続には,常に携帯することが必要不可欠。思いついた瞬間,5つのステップが実践できる状態をつくることが大切です。思いついたはいいが,後回しにしてしまう。それでは,良い結果になりません。
デジタルの場合
アナログの欠点を補い,GTDを実践するわたしたちに余りあるメリットをもたらすのが「デジタル」,すなわち「スマホアプリ」です。
スマホを持たない人もいると思います。が,パソコンはないがスマホはある家庭の方が多い今日(パソコン保有率:72.5%,スマホ保有率:75.1%)。誰もがスモホの優れた携帯性を実感しています。
「携帯性に優れる」が絶対条件
GTDは5つのステップを実践しリストの鮮度を保つことが命。だから,常に携帯できて思いついた瞬間に「把握する」「見極める」「整理する」「更新する」「選択する」できることが絶対条件。フリック入力は手書きのスピードより劣りますが,GTDを生活に溶け込ませるには肌身離さず携帯することが絶対条件です。
誰もが持っているスマホ。これに紙の「カレンダー」「連絡待ちリスト」「プロジェクトリスト」「チェックリスト」を携帯し続けることができますか。できないらずもねはデジタルをおすすめします。
マネジメント
訓練
GTDを習得するならトライアンドエラー。実践あるのみ。スマホアプリDGTGTDで実践する5つのステップに挑戦して上達を目指しましょう。
指示と監督
デジタルで実践する。そう決めた方は,次のアプリをインストールしましょう。
仕事術は全てセルフマネジメントです。あなたが自分自身を指示・監督します。GTDの5つのステップには,セルフマネジメントの仕組みが組み込まれています。それが「更新する」ステップ。週次レビューを実践することで,自分への指示・監督を継続できます。
懸念と解決
GTDは優れた仕事術です。セルフマネジメントが「更新する」ステップとして組み込まれています。懸念は継続できるか。
この解決にはデジタルではじめることです。GTDを始めるうえで,アナログかデジタルかを選択することになります。デジタル(スマホアプリ「ジョルテ」「DGTGTD」)を選択すれば実践と継続のハードが下がります。
本日のらずもねフィーリング
- いかがでしたか。
- GTDを「デジタル」で実践する良さを理解いただけましたか。
- らずもねの運用結果,タスクが1300件に到達しようかという勢いです。
- 頻繁にタスクの「変更」「割込み」が発生することを想像すると,ペンで書いたことを消して書き直す手間がいる「アナログツール」は適さない。「アナログツール」を選択して上手くいくイメージが湧かないので,「デジタルツール」がいいと思います。
- 「アナログ(紙)」ではじめていたら,すでに挫折してます。「デジタル(DGTGTD)」だからこそ実践,継続できているんです。
- 「5つのステップ」を他の記事で紹介していますので,あわせてご覧下さい。