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いくら外構工事費が足りなくても「これだけはやっておきなさい」と伝えたいわたしの反省点

こんなあなたに
購入した未整地の土地に新築しようと考え中の人
整地されてないけど外構工事費を抑えようとしている人
抑えた外構工事はDIYで挽回できるはずと考え中の人
困りごと
新築を考えている中,意外に外構工事費が盲点だったので
新築時に外構工事費が重なるのはキツイから
外構工事費は削ってしまえ(でも迷う)

ついにマイホーム。一国一城の主。その嬉しさと裏腹に打ち合わせの度に膨れ上がる予算。さらに追い打ちをかけるように上乗せされる外構工事費。予算を抑えたい。さて、どうしましょう。

新築時には外構工事をあきらめる。潔くここまでやると外構工事費ゼロ。だけど、外構工事なしで本当にいいの!?

らずもねは外構工事をあきらめました。新築時の出費は大きくさがったのですが、案の定、困ったことも起きました。この記事ではいくら外構工事費が足りなくても「これだけはやっておきなさい」と伝えたいわたしの反省点をまとめました。

未整地の土地を購入する人に、外構工事内容を決める時期に、外構工事をあきらめるという大きな判断をしよういう時期に読んでもらいたいと思っています。

いくら外構工事費が足りなくても「これだけはやっておきなさい」と伝えたいわたしの反省点

  1. 「これだけはやっておきなさい」と伝えたいわたしの反省点
  2. なぜ整地をする/しないが問題になるのか
  3. 外構工事費をケチったゆえの問題3つ
    • 整地してなかった問題
    • 残土どうしますか問題
    • 玄関が激しく汚れる問題
  4. 土地探しに懸けた思い 完全に失念していた外構工事
    • 土地探しに懸けた思い
    • 完全に失念していた外構工事
  5. 外構工事でお悩みなら
  6. 本日のらずもねフィーリング

「これだけはやっておきなさい」と伝えたいわたしの反省点

外構工事費が足りない。だから外構工事を全て(または一部を)あきらめよう。という人も整地だけはやりましょう。

なぜ整地をする/しないが問題になるのか

なぜ整地?と疑問に感じる人もいると思います。そもそも「整地済みの土地」「外構工事済みの建売」などであれば「整地をする/しない」の問題は起こりません。新しく開発された団地で販売される新規分譲の土地の場合にも、整地されないまま販売されることなどありえませんよね。

でも、上に挙げたようなケース以外で土地を購入すると、その土地が整地されていない場合があるんですよね。この場合、土地の整地が必要になります。

整地を含め「外構工事は無用」という方に,らずもねのが経験した3つの問題「整地してなかった問題」「残土どうしますか問題」「玄関が激しく汚れる問題」を実感いただけると思います。

あなたが検討中の外構工事内容を見直す(費用は抑えたいが整地だけはやっておこう)きっかけになれれば,うれしいです。

本当に整地工事を見送ってしまったあなたには「ハンパない&面白くない人力での整地作業」が待っています。

    「外構工事をやらなくてもなんとかなる」と建物に関する工事以外はなにもやりませんでした。整地のことを甘く見ていました。

    その結果、新居での生活をはじめた後、問題が発生しました。が、家族総出で整地を進めその問題を克服し、DIYでヨド物置を設置したりアプローチ舗装をしました。

    外構工事費をケチったゆえの問題3つ

    繰り返します。いくら外構工事費が少なくとも,初期費用を抑えようと外構工事のをあきらめようと考えている方でも,最低限「整地」だけはやっときましょう。

    さもないと,新居での生活開始直後から次の3つ問題が発生します。

    新居での生活開始直後から発生する3つの問題
    整地してなかった問題
    残土どうしますか問題
    玄関が激しく汚れる問題

    一つずつ見ていきましょう。

    整地してなかった問題

    20160123_1

    工事費をケチり「外構工事は一切なし」を選択した結果,でこぼこした土地に突如,家がたった状態の新居へ引っ越して生活開始。

    このときはじめて「整地してなかった問題」が顕在化しました。何が問題かと言えばなにより歩きにくい。そして、とうてい庭と呼べない(恥ずかしくて人を呼べない)。良い事は一つもありません。

    残土どうしますか問題

    20160123_4

    物置設置予定の場所を整地した後,ヨド物置組立・設置で精魂尽き果てたらずもねに突き付けられたのが「残土どうしますか問題」。涙です。

    もう一人人海戦術で乗り切るしかない。踏みしめられた砕石ををツルハシで叩き,砕き,スコップですくった土を一輪車で運ぶ。深く掘り過ぎたら,苦労して動かした土を戻して埋める。終わりの見えない無限ループの整地作業。その日の作業開始から1時間も経たずに飽きます。疲れます。

    この時の残土は今,庭の片隅に寄せてあり結局のところ搬出できていません。

    玄関が激しく汚れる問題

    残土のせいで庭は泥だらけ。靴についた泥で「玄関が激しく汚れる問題」が発生(写真は別ブログに掲載していた写真です)。

    玄関前にマットを置いたけど,黒い土には効果ナシ。

    もともと来客は少ない。外構工事をしない荒れた土地のままでも恥じをかく場面は少ない。 そう踏んでいました。けど,予定外の来客があると恥ずかしいんですよね。稀に誰かをお招きしたい時に,恥ずかしさが先にたって躊躇してしまうことも。

    最悪,恥ずかしさは時間がたてば忘れる。しかし,繰り返し何度も玄関が汚れ続けるのはイヤだ。

    土地探しに懸けた思い 完全に失念していた外構工事

    整地済み,外構工事済みの建売なら「整地をする/しない」の問題は起こりません。新規分譲も整地されていないまま販売されることなどありえません。

    しかし,未整地の土地を購入する方には外構工事で「整地する/しない」の選択があります。ふつうに考えれば整地しますよね。積極的に「整地しない」を選ぶ方はいないと思います。

    らずもねは,以下の経緯で結果的に「整地しない」を選んでしまいました。

    土地探しに懸けた思い

    終の棲家。悲壮感をまとう言葉ですが,新居完成に向け行動している時って悲壮感などみじんもなく希望に満ち溢れています。

    一生そこに住む覚悟で物事を一つひとつ決めていく。終の棲家として将来を見通し「交通アクセス」「買い物等の利便性」を考える。希望と現実の間でもがく。利便性を優先すれば土地の値段は上がる。あっちを取ればこっちがへこむ世界へ足を踏み入れる。

    その世界を突破するために必要なのは「覚悟」。最後は「覚悟の選択」だと思います。

    いくつかの候補から,最終的にアクセスの良さを優先して現在の土地を選ぶ。空き家が残っていたとか,そういうことではないんけど,購入した土地の欠点は整地されていなかったこと。

    らずもねは,土地探しに長期間を要しました。そのせいか,この土地をホームページで知り現地を見た時は,まばゆい光を放っているようにさえ感じたものです。当時,整地されていないことが欠点だなんて微塵も感じませんでした。

    完全に失念していた外構工事

    土地を決めたら家の設計。予め目ぼしをつけていたハウスメーカーと契約を済ませ,自由設計が固まるまで毎週のように打合せをこなす。楽しかった。で,家の設計が固まった頃にメーカー担当者が言った一言。

    担当者「外構どうされます?」

    わたし「ムリです」(即答)

    家の間取りにはこだわった。間取が決まると建材選び。建材のグレードは随時見積りに反映される。安い建材はカッコ悪い。とは言え,予算の限界ラインがすぐそこに見えている。ない袖は振れぬ。ジレンマの中,微調整を繰り返し建物予算に収まるよう折り合いをつける。

    そんな手順を踏んで予算も思考力も腹一杯になった頃,「外構どうされます?」の質問に返す余力がなかった。予算もさることながら,考える力がなくなっていたというのが本音。

    自分の土地には整地工事が必要なことも知らないまま,外構工事一切なしを選択。結果的に「整地しない」を選択したのと同じことになりました(涙)。

    外構工事でお悩みなら

    建物に予算をかけよう。とても外構工事にまわせる予算はない。しょうがない外構工事はあきらめよう。その気持ち、わかります。が、整地だけはやっておきましょう。自力でこなすには本当に骨の折れる重労働です。整地ができたとしても残土を処理できるかもわかりませんしね。

    外構工事でお悩みであれば、一度専門業者への見積をとってみるのがいいかもしれません。

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    本日のらずもねフィーリング


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