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【築1年目】舗装費用からDIYを選びその施工力の限界から考えたアプローチ舗装がコレだ

こんなあなたに
アプローチ舗装のデザインを考え中の人
プロ施工の強度は求めない人
「強度」より「節約」な人
節約のためならDIYもアリな人
モルタル,コンクリートに触ってもいい人
困りごと
隣のお宅とかぶらないアプローチのデザインってない?
なるべく安く舗装できる方法ない?
DIYでどこまでできる?

こんな困りごとにこたえます。

理由と目的

あなたの庭を飾るアプローチ舗装を紹介します。DIYでここまでできます。

いつやるか

アプローチ舗装を検討しようと考えはじめる時に読んで下さい。

効果の目安

読んでいただければピンコロブロックと石板の組合せ,目地をノシバで埋めたアプローチ舗装(下写真)DIYの道具,材料,手順がわかります。DIYを迷っている方の判断材料になれると思います。

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リスク

アプローチ舗装に限ったことではありませんが,DIYにはケガのリスクが伴います。この点を忘れずに。

ちなみに,らずもねが考えDIYしたアプローチ舗装の記事一覧は次のとおりです。

舗装費用からDIYを選びその施工力の限界から考えたアプローチ舗装がコレだ

  1. 舗装費用を考える
  2. 舗装強度を考える
  3. 施工力を考える
    • 掘削量(土量)を考える
    • モルタル,コンクリート量を考える
  4. 残土の処分方法を考える
  5. デザインを考える
    • レンガ舗装(ペイビング)
    • 枕木舗装
    • ピンコロブロック舗装
  6. デザインを実現する材料が入手可能か考える
  7. 舗装設計をまとめる
    • アプローチ舗装DIY らずもね家の場合
  8. アプローチ舗装DIYを完成させるために必要なこと
  9. 本日のらずもねフィーリング

舗装費用を考える

まず舗装費用を考えましょう。

最も簡素な舗装は砕石舗装でしょう。砕石を敷いただけのアレです。舗装と呼ぶには忍びない。

となると,次に思い浮かぶのはコンクリート舗装。雑草を抑えられるメリットの反面,直射日光(熱)を反射する,蓄えるのが難点。仕上がりの無味無臭な感じも気になります。ただ,簡素ゆえ費用は安い。安いと言っても舗装面積に比例して費用総額は増えます。らずもねの場合,「これくらいコンクリート舗装したい」とハウスメーカーに尋ねたら,50万円台を遥かに超える見積りになりました。

常に低予算で。これが基本姿勢。最も簡素なコンクリート舗装すら費用面で折り合えないらずもねの場合,「DIYするしかない」という選択でした。

舗装強度を考える

次に舗装強度を考えます。そもそも舗装強度は,どのように実現されるのか。それは舗装する地肌(路床:土)の上に敷き詰められる「砕石(路盤)」,さらにその上に施工する「舗装材(表層)」の厚さや材料そのものの強度で実現されます。

一般に,舗装は加わる荷重(舗装面を通過するのは人間だけか。車は通過するのか。車なら普通車だけか。大型車もか)を設定し壊れないようにいように設計されるようです。

DIYでは「この舗装面を車が走ったら壊れる(波打つ)でしょう」みたいな肌感覚で勝負するところがあります。感覚頼みという心もとなさはありますが,その感覚がとても大切だと思っています。

次の「施工力」とも関係しますが,DIYで実現できる強度,到達が難しい強度ってありますからね。強度計算で所要強度を実現する舗装厚がわかっても施工できなければ無意味ですから。

施工力を考える

掘削量(土量)を考える

まず舗装につきものの掘削。舗装面積に比例する掘削量(土量)を自力でこなせるか否かを考えましょう。

モルタル,コンクリート量を考える

自分が扱えるモルタル,コンクリート量を考えましょう。舗装DIYにはモルタル,コンクリートの取扱いがつきものです。「モルタル,コンクリートには触りたくない」という方には不向きです。

DIYではモルタル,コンクリートを「手練りする」⇔「使い切る」を繰返し,乾いて固まる前に仕上げます。つまり時間との勝負。

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らずもねの場合,「安さ追求」が絶対条件にしたことでアプローチ舗装の選択肢は一気に「DIYのみ」に。施工力は基本的に1人力(いちにんりき)。1人施工となれば時間勝負になる大量のコンクリートを使う舗装は無理。よって,最も簡素で安い「コンクリート舗装」はこの時点で除外。以下の「デザインを考える」も含めて考えた結果,ピンコロブロックと石板の組合せ,目地をノシバで埋めたアプローチ舗装(下写真)になりました。大量は無理でも少量のモルタル,コンクリートならDIYで施工できますからね。

残土の処分方法を考える

掘った土をどこに置きますか?残土の処分方法を決めなければなりません。舗装面積が小さく,掘った土が庭の一角に積んでおける,花壇に使える量なら問題ありません。

デザインを考える

基本のデザインは次の3つでしょう。

ペイビング

DIY本の多くで「舗装」されているのが「レンガ舗装(ペイビング)」です。

枕木

枕木を敷き詰めた舗装もあります。

ピンコロブロック

DIYだけど「えっコレ,手作りなの!?」みたいな仕上がりが欲しい。安いけど高級感。そんなのを目指したい。と考え中,この本の表紙がヒントになりました。

デザインを実現する材料が入手可能か考える

舗装面積に比例して材料の必要量は増えます。どんなデザインを採用するにしろ,1回のマイカー運搬できるか否か,配達を頼むか,はたまたネット通販かと,材料が入手できるか考えます。

忘れてならないのは砕石。レンガ,枕木,ピンコロブロック等,メインの舗装材の下地をつくる砕石が大量に必要です。

舗装設計をまとめる

舗装費用,舗装強度,施工力,デザインを考えたら,DIYできる最適解をまとめます。「舗装強度に不安」「一人でやるのムリ」「材料を揃えられない」といった場合には,DIYはあきらめましょう。

アプローチ舗装DIY らずもね家の場合

DIYでできること。できないこと。素人には見当もつかないことが多いですよね?でも,高望みせずあきらめるものをあきらめ,体力的にも金銭的にも頑張るところは頑張ると,一つずつ答えが見えてきます。

下写真の完成姿になったアプローチ舗装。らずもねが考えたのは次のとおりです。

舗装費用

絶対条件の「安さ追求」一択でDIYに決定。

舗装強度

強度の確証が持てる計算方法・結果はないが,車が乗り入れる可能性があるのでヤワな舗装にならないようにする。砕石厚(路盤)は20~30cm程。採用した材料は圧縮に強いコンクリート製のピンコロブロック。

ピンコロブロックで検索すると,上写真のピンコロブロックよりも薄いタイプのものもあります。DIY施工を思えば薄い(すなわち軽い)ピンコロブロックを並べるほうが簡単です。が,強度を重視して砕石を大量投入して路盤を作りその上に15cm角のピンコロブロック配置することにしました。

可能な限り強度を上げたつもりのアプローチ舗装ですが,強度がどれだけなのかは,今もわかりません(こわくて車を乗り入れられない)。

施工力

基本的に1人力(いちにんりき)で施工可能なことを前提条件とする。ピンコロブロックを並べるのは手間だけど,扱うモルタルの量は少量。一人でもこなせる。

デザイン

DIYでありながら高級感と,品格。「えっコレ,手作りなの!?」みたいな仕上がりを目指す。その結果,ピンコロブロックを並べるデザインに。さらに高級感を加えるため下写真の黒い石板を採用。

黒い石板によって醸し出される落着きと高級感。1枚あたり20kgで一人力(いちにんりき)でギリギリ動かせる重さ。DIYに重宝する材料です。

デザインを実現する材料が入手可能か

材料は全て入手可能でした。ピンコロブロックはホームセンターで購入。100個以上の大量購入だったこともあるでしょう。購入当日は在庫がなく「後日配達します」と言っていただきました。

黒い石板と砕石は造園業のお店に申込ました。ともに,マイカーで運べるものではないので配達してもらいました。

アプローチ舗装DIYを完成させるために必要なこと

訓練

アプローチ舗装のDIYは,舗装費用,舗装強度,施工力,デザイン,材料が入手可能か,といった手順で検討しましょう。

この手順で検討する時,投じる舗装費用,求める舗装強度は感覚的にでもすぐ決められます。難しいのは「施工力」「デザイン」「材料が入手可能か」をなんどもシャッフルしながら最適解を導く過程です。舗装設計をまとめられるか否か,ここが成否の分かれ目です。

指示と監督

「施工力」「デザイン」「材料が入手可能か」を考える。そのためには想像力が欠かせません。想像を膨らませる材料は,なんといってもDIY本。ネット検索で実現したい舗装を探すのもいいでしょう。

らずもねの場合は,最終的にデザインを決定づけたのはこの本の表紙の舗装でした。

懸念と解決

アプローチ舗装の強度やいかに!?

既にDIY施工を終えたアプローチ舗装ですが,アプローチ舗装の強度はいまだに確認できていません。確認する方法は「車で乗りあげてみる」こと。怖くてできてません。いつか思い切りがついたら記事にしたいですが・・・今のところその勇気がありません。

本日のらずもねフィーリング

  • いかがでしたか?
  • あなたのお宅のアプローチ舗装を決定するまでの手順を紹介しました。
  • 一つずつ考えを積み重ねればDIYでアプローチ舗装をお安くできます。
  • DIYを決意したら次のステップに進みましょう。
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