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システムキッチンに1mmも無駄にせず収まるゴミ箱DIYが完成しました。 (この記事は,過去に別のブログに書いていた記事の移植です)
もくじ
- 接着剤での仮組みが奏功
- 本組に使う道具・材料
- 道具・材料リスト
- 錐(キリ)を使用する理由
- 錐(キリ)でもキレイに穴があきますよ
- 木ネジ
- 木ねじに合わせた下穴の深さ
- キャスターの取付
- キッチンカップボードにゴミ箱をビルトイン
- 本日のらずもね
1⃣接着剤での仮組みが奏功
カットサービス利用で組立キットと化したゴミ箱を仮組みからの続きです。
カットサービス利用で組立キットと化したゴミ箱を仮組みする
前回の記事では,わざわざ接着剤で仮組した理由を書きました(以下)。
- わざわざ仮組した理由
- 自信がなかったらずもねは,「木ネジを締める,いわゆる本組を進める途中に材料の寸法間違いに気づいたら,そこからのリカバリが難しい」と考えました。
- カットサービス利用で組立キットと化したゴミ箱を仮組みする
この仮組が奏功しました。 というのは,本組する時,材料が割れるのを心配して錐(キリ)で下穴をあけた後に木ネジを締めたんです。 錐を立てるには材料が水平になっていなければなりません。 そもそも,板を水平にするには仮組しておく必要があったということがこの時わかりました(以下)。
- 想像していただきたいこんな状態
- 6枚の板でサイコロ状の形をつくろうとする場合で,1枚目と2枚目の板をL字にくっつけ,双方を木ネジで縫うために錐で穴をあける場面を想像して下さい。
- L字に組んだ板を床においてた時,穴をあけたい面は水平になりませんよね。
- その点,L字ではなくもう1枚足して接着剤で仮組し「コの字」の状態にする。
- すると穴をあけたい面は水平になるわけです(って話。長げぇしわかりづらい)。
接着剤で仮組みした状態からの木ネジ固定がオススメです。 (作業台や多彩な万力があれば,問題ないんでしょうけどね)
2⃣本組に使った道具・材料
本組に使った道具・材料リスト
本組に使った道具・材料は次のとおりです。
- 道具
- 錐(キリ)
- ドライーバー
- 材料
- 木ネジ類
- キャスター
錐(キリ)を使用する理由
錐を使用する理由。 それは,木ネジの下穴をあけるためです。 そして,ドライバードリル(電動)がないため,安価な錐を使ったのです。
錐(キリ)でもキレイに穴があきますよ
錐をつかった穴あけ作業の結果です。 結構キレイにいきましたよ(下写真)。
でもね,穴の数が1本,2本ならガマンできるけど,繰り返し錐で穴あけ作業をすると手の平が痛くなるよ。 こんな難点はありますがキレイに穴があきますから,使用頻度に応じて使い分け(ドライバードリルを買わないと判断)するのもアリだと思います。 でも,やっぱりドライバードリルが欲しくなりますよ。 木工DIYで重宝しますから。 清く正しい本棚の作り方ではドライバードリルでの作業方法が紹介されていますしね。 DIYをはじめるなら,「何は無くとも電動ドリル」。 そんな感じです。
- ちなみに・・・
- 清く正しい本棚の作り方で紹介されているドライバードリルがない場合の代替え手段「手廻しドリル」も面白いと思います。
木ネジ
今回使用した木ネジです。
ユニクロ皿木ねじ。3.8mm×38mm。
木ねじの長さは38mm。
木ねじに合わせた下穴の深さ
錐の先の長さはだいたい50mm。 錐先の垂直を見ながら、錐の先が完全に差し込まれる間で下穴をあけました。
錐で下穴をあけて木ねじを締め込んだ状態が上の写真。 これだと材料表面に出た木ねじを隠すことができない。
そこで錐であけた下穴に,下穴の直径より太いドライバーをねじ込んで穴を広げました。 穴をあけるだけなら簡単。 けど,この下穴を広げる作業までやると手間が増える。 どこまでこだわるかは,あなた次第です。
3⃣キャスターの取付
たまったゴミを袋に詰めるため,ゴミ箱を前後方向に動かす必要があります。 そこで,キャスターを取り付けます。
底板の隅にキャスターをあてがい,下穴をあける位置をマークしたら錐で下穴をあけます。
キャスターを固定するために使用した木ネジが上写真。 ステントラスタッピング。4mm×16mm。
ちなみに,キャスターのビスを通す穴と使用した木ネジの穴のサイズはこんな感じ。 キャスターの穴の方が少し大きかったです。
4⃣キッチンカップボードにゴミ箱をビルトイン
一通りの組立てを終え,いよいよ緊張の瞬間。 ゴミ箱が収まる位置。 キッチンカップボード下部(足元)にビルトインします。
まずは,ゴミ箱を収める場所にあったスチールラック(写真左)を取り出します。 さぁ、キッチンカップボードにゴミ箱をビルトイン。
まずは外箱をセット。 慎重に押し込むと・・・
ピッタリ入りました。 外箱が入れば後は問題ないはずだけど,内箱が入るまでドキドキが止まりません。
内箱をセット。
キャスターを回転させながら,そっと押し込みます。
らずもねフィーリング!
本日のらずもね
- ドライバードリルもない最低限の道具でも,ここまでやれるんだ。
- DIYの特長は,ともすると「既製品に対しコスト面で有利」と「安さ」ばかりに目がいきます。
- が,苦労の末に生まれる作品(自分の分身というのは大げさか)に対する喜びが一番だなと感じるこの頃です。