- こんなあなたに
- 頭から離れない仕事のモヤモヤがある人
- 布団に入っても胸騒ぎがおさまらない人
- 企画,課題解決に取組んでいる人
- 困りごと
- モヤモヤや胸騒ぎ(ドキドキ)を解消したい
- 課題解決のアイディアはあるがまとまらない
- 今すぐこのモヤモヤから解放されたい
こんな困りごとにこたえます。
もくじ
- 頭がスッキリして気分が良くなる
- とにかく書こう~「メモ書き」のススメ~
- モヤモヤと頭に残るものの一例
- メモ書きの効果
- そもそも「メモをすることの意義」は
- メモ書きの効果
- メモ書きの方法
- メモ書きぐらいでは何も変わらないとお感じの方へ
- 本日のらずもねフィーリング
1⃣頭がスッキリして気分が良くなる
以下の記事をご覧いただければ,あなたのモヤモヤが消えて頭がスッキリすると思います。
2⃣とにかく書こう~「メモ書き」のススメ~
あなたの頭の中にあるモヤモヤ。 睡眠負債につながるモヤモヤ。 あたなのモヤモヤは,いくつあるでしょうか。
モヤモヤと頭に残るものの一例
- 仕事のモヤモヤの例
- 対上司:強烈な指導を食らった。意見が合わない。締切が迫っている企画の進捗状況を聞かれた。言い出せない失敗を抱えている。
- 対部下:生意気な部下がいる。コミュニケーションがうまくとれない。どうやればチームのモチベーションが上がるか。
- 対取引先:自社製品で迷惑をおかけした。「来期以降の取引見直し」を打診された。
- プライベートのモヤモヤの例
- 夫婦間:昨晩,口論になった。マイホームの購入について家族の意見が合わない。
- 親子間:どうすれば子どもの成績を上げられるか。進学先が決まらない。就職先が決まらない。
- 介護問題:介護に追われ仕事が手につかない。この先が心配。
以上はモヤモヤの一例ですが,こうしたモヤモヤの一つ一つをメモに書き出しましょう。 これが頭の中のモヤモヤを吐き出して前向きになる方法です。
3⃣メモ書きの効果
そもそも「メモをすることの意義」は
(メモ)=(備忘録) メモの意義をこの図式で捉えている方は多いと思います。 備忘録としてのメモ。間違いではありません。 が,メモには備忘録以上に意義があるんです。 それは頭の中を整理すること。 これによって次の効果が生まれます。
メモ書きの効果
メモを書くと,何より頭がスッキリする。頭に浮かぶこと,揺らいでいることを言葉にしていくので,もやもやがほとんどなくなる。そうすると,今心配しても仕方がない心配事,なんとなく気になっている懸案事項などが整理され,本当に大事なことだけが見えてくる。
ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 67頁より引用
モヤモヤしていても,その一つひとつを数えることはできるはず。 いや数えなくとも,頭に浮かんだ順にメモすることはできます。 「企画を打ち上げた(大風呂敷を広げた)はいいが,思いつきだったこともあり目的が曖昧だし,だから方法も定まらない。これでは関係部署との調整も進まない・・・そういえば,別の仕事も未着手だし,こっちもクレームが来ていた。あぁもう嫌だ」 こんな状況だとしたら,
- 大風呂敷を広げたことを後悔している・・・
- だから目的もあいまいなんだ・・・
- 仕事を増やしただけで,なんだか空しい・・・
と,思いのまま吐き出し,メモに書きましょう。 個人差はありますが,この段階では顕著な「モヤモヤを解消してスッキリする気分」になることは少ないでしょう。 もう少しだけ粘りましょう。 大風呂敷を広げたとの後悔はあるでしょうけれど,あなたが書いた一つのメモ(たった一つのキーワードさえも)が,思考の向かう先を変えるきっかけになります(以下)。
- そもそも,この企画は日頃,苦労している〇〇さま向けに思いついたものだったはず
- 上司は〇〇さま向けの思い(熱意)をかって,挑戦のチャンスを与えてくれているのかもしれない
- 遅れているプロジェクトもあるが,現状を方向・チームで共有し仕切りなおすよう話をしようか
- よし,明日(恥を承知で)頑張ろう。
誰にでもできる「メモ書き」には,密かにこんな魔法の力があるんですよね。
- ちなみに・・・
- らずもねは,ウィークデーに嫌な出来事が重なると,その気分を引きずったまま土日に突入してしまいます。
- その結果,あれもしないと,これもしないと・・・と「やらなければならないこと」だけが頭の中をループし続け,結局何もできずに休日を終了。
- ほんと,先週はそんな感じでした。
4⃣「メモ書き」の方法
メモ書きの方法は次のとおり。
- 準備物
- 紙”10枚”(どんな紙でもいいでしょう)
- ペン1本(どんなペンでもいいでしょう)
言わずもがな,ではありますが,これさえあればメモを書くことできます。 ポイントは「紙”10枚”」としている点。 「ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」では,ゼロ秒思考に到達するため「1分で1枚のメモを書く」,すなわち「10分で10枚のメモを書く」ことを推奨しています。
たしかに,”1枚のメモを1分で書き切る”ことに集中して実践すると,1番目に浮かんだことを書きながら(同時に書いている途中の文字を読みながら,それを書き終える前に),2番目に書こうとしていることを思い浮かべ,4項目程書き出すことができます。 この一連の流れが,「頭に浮かぶこと,揺らいでいることを言葉にしていくので,もやもやがほとんどなくなる。そうすると,今心配しても仕方がない心配事,なんとなく気になっている懸案事項などが整理され,本当に大事なことだけが見えてくる」ことにつながるんだと実感します。
メモ書きを体系的に進めるために
紙とペンさえあれば,今すぐ誰にでもはじめられる「メモ書き」。 仮に,布団に入ったけど寝付けない状況なら,一度起きて数枚メモを書く。 それだけでも頭に滞留し続ける心配事の解消につなるでしょう。 よりシステマチックにメモ書きを実践し,定着させようとするなら次の点を工夫するのもいいでしょう。
- メモ書きがさらに楽しくなるグッズにこだわる
- ペンにこだわる(なめらかな書き味のペンを探すのも楽しいですね)
- 保管にこだわる(1日10枚,1カ月300枚のメモを保存するにはクリアファイルがオススメ)
- 活用にこだわる(詳しくは「ゼロ秒思考」をご覧ください)
メモ書きぐらいでは何も変わらないとお感じの方へ
紙とペン。 コレだけで「メモ書き」のパワーを体感できます。 試さない手はありませんよ。
もっと詳しく知りたい方は
この「メモ書き」をもっと詳しく知るには「ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」がオススメです。
本日のらずもねフィーリング
- 「ゼロ秒思考」。こんなにいい手法(ゼロ秒思考)があったんだから,もっと早く知っておけばよかった(2013年12月19日第1刷発行)。
- トレーニング手法(サブタイトルは「頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」)というより,現在のところ「心配事の解消」や「思考の整理」の面で重宝するスキルだと思っています。