そもそも・・・と辿っていくと、わからないんです。想像すると、(長男・次男とも動物が好き)→(動物がヨロイを着てる)→(面白そう)という論理だったんでしょう。手に取った1冊の本がきっかけで長男が歴史に興味をもちはじめたという話です。
意外なきっかけのはじまり
長男が歴史に興味をもつきっかけとなったのがこの本。決戦!どうぶつ関ヶ原。 鎧を身にまとった動物(かわいらしい二頭身)が描かれています。 その内容は、東軍:タヌキ家康と西軍:サル光秀が関ヶ原で天下モチをかけて戦うというもの。西軍の一部の武将が東軍に寝返ることで東軍が勝利。関ヶ原の戦いを子どもにわかりやすく描いています。
一通り読み終えた後、「どうして西軍の中には裏切り者がでたのかな」って話をしました。すると長男が「学校の図書室で歴史の本をかりることにしよう」と。それから「いままで幽霊とか妖怪、UMA、UFOが好きだったけど、これから歴史にハマりそう」とも。
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長男は自らの宣言どおり、図書室から上の本を借りてきました。ビックリです。親が願う勉強して欲しいことを押し付けようと考えることもしばしばあります。でもね、私自身が他から強要されるのを嫌うタチなので、無理強いはしません。そうは言っても勉強への興味をもつ糸口を与えたいと自問自答を繰り返すことがあったのですが、こんなところに興味のタネがありました。 読書によって開花する子どもの興味のタネは意外なところにあるのですね。
テレビゲーム同様、キャラクターの販売戦略にはあまり感心できないのですが、現行の仮面ライダー鎧武(ガイム)は戦国時代をテーマにしていますね。もしかしたら、鎧武で見たり聞いたりした「戦国時代」という言葉も手伝ってのことかもしれません。
歴史への興味はさらに高まり
長男の歴史熱はさらに高まり、こんな本も読んでいます。 対象はおそらく小学校高学年なんでしょうね。長男にはまだ読めない漢字が多数ありました。読めない漢字にめげずに読書を続けて欲しいと願っています。
どれ程理解できているかはわかりません。と言いながらも、長男は現時点で、歴史の授業をテストの点数をとるための暗記クイズとしか捉えていなかった親(私)をはるかに超えています(間違いない)。 祖国の歴史。人々の理想、野望、欲望。歴史の脈絡とか時代背景に一切興味を持たずに過ごしてしまった自分。今になって後悔しています。
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次男も続けとばかりに
子どもに本を与える。これだけやっておけば間違いない。 大雑把な私は、ここまでこんな考えでやってきましたけど間違いではなかったと考えています。 今では次男も続けとばかりに、漢字(ふりがな付)を含む長文を読むようになりました。たどたどしさは残っていますけど、このところスラスラ感がすごくでてきましてね。親はほっとしておりますよ。 読書によって開花する子どもの興味のタネは意外なところにあるのだと痛感するこの頃です。