せめて一つでいいから富士五湖を見たい。 西に行けば行くほど旅程が厳しくなるので,今回は最も標高の高い山中湖を見ることにします。
1⃣御殿場で夕食に困り果てた結果
富士山周辺を巡る今回の旅行。1日目,仙台から富士サファリパークに乗り込む。サファリパークには十分に満足できたしこの日のお宿「コネクティングルーム」もコスパが高く言うことなし。「イイことづくめの旅行」だと言いたいところだが,振返ると御殿場での夕食には困った。 徳川家康が使う御殿の造営に由来する「御殿場」。さぞ賑やかな街なんだろうとイメージしていたもんだから,夕食に困ることなんかないと思って下調べも何もしていない。まさか,こんな羽目に合うとは。 「御殿場グルメが食べたい」という願いにストンと落ちる店はないものか。御殿場駅界隈の飲食店を見て回るも居酒屋が中心。悪くはないがイメージには全く合わない。駅周辺をあきらめて車を走らせると一際賑わう「炭焼きレストランさわやか 御殿場インター店」を発見。入店するも2時間待ちとのこと。
その後も駅,ホテルを中心に東奔西走するもビビッとくるお店に巡り合えず。その結果,夕食は由緒ある「やきとり大吉」の御殿場店で(苦笑)。いい思い出です。
2⃣御殿場からよく見える富士山
さて旅行2日目。 御殿場を出て山梨県へ入り新横浜へ戻る旅程。 はりきって6:30からのホテルの朝食に並び,食事を終えて7:00過ぎにはホテルを出発。 飛行機から,新幹線から,かすかに拝むことしかできなかった富士山。 その富士山に,正面から体当たりしようというのが今回の旅行の目的の一つ。
天気は上々。 県道401号。御殿場から富士山がよく見えます。
富士山目がけて車を走らせる。 接近するにつれ大きく見える富士山。
(下調べによれば間違いないはずの)宝永火口をまじまじと。
富士山の東南東に位置する御殿場を発って,富士山の東側に回り込む。 すると,稜線は思いもしなかった上写真のカタチに。
3⃣波紋が消えるのをまって鏡面写真を
8時を過ぎた頃,駐車場の片隅にまだ雪が残る山中湖に到着。
時間が時間なだけに,観光客がいるわけもなく静か。
大きな白鳥の船が動く気配もない。 が,鏡面写真を撮ろうとした瞬間,白鳥がやってきて波紋を立てやがる。 この白鳥が去る間,どうせ波紋が立つなら今のうちってことで山中湖の水に触れ冷たさを体感。波紋が消えた頃,(それなりの)鏡面写真を撮った後は河口湖に向かいます(つづく)。