おそらく幼鳥と思われます。きっとこいつの名前は○○○タキです。
1⃣静的な雑木の庭に動的な要素を加えてくれる存在
間もなく庭の雑木が芽吹きをはじめる。 冬の間,固かったツボミが白くほどけていく。そして緑の葉が茂る。芽吹きの時期,少しずつではあるが毎日連続して変化していく庭はまるで生命力が唸っているかのようだ。 いうまでもないが植物は地面に張った根で幹を支えている。自ら動き出すこともできないわけだから「静的」な存在というのが正しいんだろう。けど,芽吹きの時期は「静的」なんて枠を打ち破る程の躍動感に溢れている。いわば「動的」。見ているこっちが元気になれる。
さて,まだ芽吹きの時期には少し早い。そんな中,珍客「ジョウビタキ」がやってきたことを紹介しました。野鳥は静的な雑木の庭に動的な要素を加えてくれる楽しい存在です。そしてまた,嫌いなケムシを食べてくれたりもする心強い味方でもあります。
で,ジョウビタキの次にこんな野鳥もやってきました。
2⃣コイツはルリビタキ(瑠璃鶲)の雌
やってきた野鳥を調べるいつもの本を使って調べてもなかなかヒットしません。なので,「野鳥 検索」というキーワードで検索。目ぼしい野鳥の名前に絞り込んでYoutubeで検索し,上の写真と動画の照合でルリビタキ(瑠璃鶲,Tarsiger cyanurus)。幼鳥か否かの判断ができませんが,おそらくルリビタキのメスで間違いないでしょう。
3⃣野鳥が雑木で羽根を休める姿は癒しそのもの
ルリビタキが降りたった地面が酷く荒れているのが見て取れると思います(上写真)。実はこの土,いくら外構工事費が足りないといっても「これだけはやっておきなさい」と伝えたいわたしの反省点で紹介した残土なんです。まだ,庭の片隅に放置されている状態。残土をはやく片づけなければ。
そして,ルリビタキをはじめ,やって来る野鳥が羽根を休められるよう雑木を増やしたい。生命力溢れる雑木の庭。そこで羽根を休める野鳥。頭に思い浮かべる「癒しそのもの」の空間。
少しずつ少しずつ,雑木を豊かにしていこう。