大町西公園駅から「仙䑓楽歩」で紹介されている「片平・広瀬川エリア」を歩こう。運がよければ化石を観察することができますよ。
もくじ
1⃣私的「東西線利用シーン」は今のところコレしかない
仙台地下鉄東西線が開通。といっても沿線に新たなショッピングモールができたわけでもなく,東の終点「荒井駅」から水の杜水族館へのアクセスも微妙(水族館のホームページによれば路線バスで約15分から18分とのこと)。西の終点「八木山動物公園駅」ができたことで八木山動物公園へのアクセス方法が一つ増えたことにはなるが,動物園駐車場料金と地下鉄料金(家族全員分)を比べたら駐車場料金のほうが安い。ガソリン代を考えても圧倒的に車のほうが便利。
東と西の終点以外だって同じ。 「車より地下鉄の乗ったほうがお得」と思える駅はない・・・ナイ・・・いや,あった。 それが「大町西公園駅」です。理由は以下。
- 大町西公園駅が魅力的に感じられる理由
- 理由1:化石観察できるかも
- 理由2:健康的な休日を過ごせる
- 理由3:時間を気にせず楽しめる
理由1:化石観察できるかも
仙台駅のディスプレイ(上写真)で紹介されている「滝の口層」。 ここで冒険気分を味わいながら化石観察できるかも,なんです。
理由2:健康的な休日を過ごせる
「化石」と聞いて「山奥に行かなきゃないんじゃないの?」と連想される方もいらっしゃると思います。「滝の口層」は広瀬川のそばでも見ることができるんですね。仙台市内を蛇行して流れる広瀬川を歩くオススメのコースは以下をご覧下さい。 大町西公園駅が起点になります。
- 杜の都 仙台市のホームページ
- http://www.city.sendai.jp/kenkou/kenkouzoushin/walking/150825_map_katahira_hirosegawa.pdf
移動時間約1時間15分。あなたにとって長いか,短いか。 という問題はありますが,広瀬川に沿ってウォーキングするなんて健康的でいいじゃありませんか。
理由3:時間を気にせず楽しめる
数年前の秋。いわずもがなの芋煮スポットである広瀬川で芋煮ができる場所を探した経験があります。上流から松淵,三居沢,角五郎,赤門あたり。主要道路から広瀬川へ車で進入。結果,知っているところ以外で新たに芋煮ができる場所を見つけることはできなかったけど,この時,広瀬川の景色に触れ「いつかは歩こう」と決めていたのです。
ただ,車をとめられる場所が少ないことも知っていましたからね。歩きたくても歩けない。それを打開してくれたのが地下鉄東西線「大町西公園駅」です。地下鉄で行けば時間を気にず楽しめますよね。駐車代をきにせず,化石観察に時間をかけることもできるワケです。
2⃣大橋から広瀬川に入ったら銭形不動尊を探してみてね
さて,前置きが長くなりましたが「仙䑓楽歩」の片平・広瀬川エリアに従って歩いたことを紹介しますね。
大町西公園駅を出て大橋から広瀬川沿いに歩く。 開けた景色が気持ちよかったです。
広瀬川に立って青葉城址の方向を見上げると騎馬像(伊達政宗)を見ることもできるんですよ。 仙台藩のお金をつくろうと考えていた政宗公のもとに現れたという不動様(銭形不動尊)も探してみてください。
初めて踏み入ったエリアからの眺め。見慣れている市内の高層ビルも角度を変えてみると新鮮です。
3⃣評定河原橋から休処の少ない瑞宝殿へ
花壇自動車学校付近から評定河原橋。足の疲れはさほど感じられずスムーズにやってこれました。
20分間隔でやってくる「る~ぷる仙台」は満車でした。
休処が少ない瑞宝殿で輝きを放つ「ぽぷら」さんのスイートポテトで小休止。 美味しいスイートポテトでございました。
4⃣霊屋橋から広瀬川に入ったら化石観察のチャンスが!?
瑞宝殿を過ぎ霊屋橋(おたまやばし)から広瀬川に入ります。
蛇行して流れているのがよくわかる景色。 正面の地層もダイナミック。
ここまで注意深く観察しながら歩いてきたものの遭遇できなかった化石。 半ばあきらめかけていた時に見つけました。 木の葉の化石です。上写真ではわかりづらいですけど,葉の姿を留めた状態でみることができました。
5⃣まとめ
「仙臺楽歩」片平・広瀬川エリアは楽しく歩けるコースでした。 移動時間は化石観察に拘るか否かで移動時間は相当異なると思いま。今回は念願だった広瀬川の散歩を達成しつつ,さらに化石観察にこだわった結果,2時間近くあるきました。そして,化石を見つけた頃には足がジンジンしていました。
とは言え,有料のアトラクションとか化石発掘体験ではなく,自然環境下にフツウに転がっている化石を地下鉄で観察しに行けるのがよかったです。しかも,その観察ポイントからは仙台市内の高層ビルが見える。さらにさらに帰りにミスドを買って帰れる。
広瀬川を歩いて楽しくリフレッシュできた1日でした。おしまい。