八景島シーパラダイスでジンベエザメを見たけれどなぜか迫力に欠けていた。その理由が海遊館の大水槽「太平洋」を見てわかった気がしました。
1⃣海遊館まで車移動は意外にラクチン
大阪城で歴史の勉強をしたわたしたちは,その後宿泊するホテルを確認。 大阪市内を運転する自信もなかったのでホテル周辺に車を止めて,大阪駅から電車で海遊館に行こうと考えていました。が,長旅のピークからか電車,地下鉄を乗り継ぐ元気もなくなってしまい車で行くことにしました。
恐る恐る阪神高速16号大阪港線に乗り慎重に運転。大阪城手前で多くのジャンクションを次々分岐することに比べれば運転はラクチン。疲れてグダグダになる子ども達を連れて電車,地下鉄を乗り継ぐことに比べたら断然よかったです。
さぁ,お目当てのジンベイザメがいる海遊館に到着です。
2⃣海遊館の生き物を知る
オオサンショウウオ
以前,月山を歩いた時にオオサンショウウオの小さいヤツを見たことがあります。そのオオサンショウウオは,オタマジャクシくらいの大きさで一見,両者の区別がつきませんが,近くにいた専門家(月山自然県立博物館の方?)が「あれはオオサンショウウオの赤ちゃんですよ」と教えてくれました。 そうした経験をもってこのオオサンショウウオのビッグサイズを目の当たりにすると,当然ながらビックリ。その生命力に圧倒されます。
イグアナ
イグアナの肌の質感。ツメも強烈なインパクト。
3⃣かぶりついて見た大水槽「太平洋」のジンベエザメ
海遊館の順路は,エントランスをくぐった後エスカレータで8階に登り,建物中央に据えられた大水槽「太平洋」を中心にらせん状に下るルートになっていますよね。順路に従って「日本の森」や「エクアドル熱帯雨林」を見ながら,念願の「太平洋」に到着。
ジンベエザメもどこかにいたはずなんですが,最初に目に飛び込んできたのはエイ。近すぎ。
水槽の壁面(ガラス)を這うように登っていきました。
そして遂にやってきました。ジンベエザメ。
八景島シーパラダイスで見たジンベエザメよりもスケールの大きさと迫力を感じるのは,深さ9m,最大長34mの大水槽「太平洋」だからなのでしょうね。
主役のジンベエザメがやってくるとこうして大はしゃぎ。大水槽にかぶりついていました。
水槽内の照明が太平洋にそそぐ太陽の光にも見えたり。 こんな神々しいジンベエザメがゆったりと泳ぐ姿をしばし眺めていました。
まとめ
八景島シーパラダイスでジンベエザメを見たけれどなぜか迫力に欠けていた。その理由が海遊館の大水槽「太平洋」を見てわかった気がしました。
その最大の理由は「深さ」だと思う。 八景島シーパラダイスに行った時,ジンベエザメはイルカのショーが行われるアクアスタジアムの水槽を泳いでいた。その深さはわからないが視覚的は浅く感じられる。そしてまた,水槽を泳ぐジンベエザメは常に見る者の目線のあたりを周回するぐらい。だから,ジンベエザメの広い背中を見ることもできず,同じようにオナカを見上げることもできない。
その点,海遊館は違う。 深さ9mの大水槽を浅いところから深いところまで泳ぐジンベエザメの様は,しっぽを振り,体をくねらせ見る者を楽しませる。 大水槽には巨大な魚が必要。巨大な魚は大水槽に入れるべき。わたし個人の好みと感想です。つづく。