- こんなあなたに
- ゴールデウィークに奥入瀬渓流に行きたい人
- 困りごと
- 奥入瀬渓流ってどうやって見るの?
- そもそも車で行けるの?
- 渋滞にはまるのいやなんだけど?
ゴールデンウィークの奥入瀬渓流観光でこんな悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。
奥入瀬渓流には、レンタサイクルやシャトルバスもありますが、車(マイカー、レンタカー)が正解。できれば、混雑がはじまる前,朝の早い時間帯に主要な滝を巡るのがオススメです。
もくじ
- この記事でお伝えすること
- 「奥入瀬渓流観光」の足取り
- 奥入瀬渓流の概要
- 奥入瀬渓流観光 移動手段の選択肢
- そもそもマイカーで行けるのか
- マイカー利用の難点
- 突然のビューポイントで立ち止まれない
- 散策範囲が限られる
- 常に気持ちが焦っている
- 渋滞に巻き込まれる可能性ありあり
- 結論:ゴールデンウィークの奥入瀬渓流で渋滞を回避する方法
- 休場から銚子大滝へ
- 銚子大滝から石ヶ戸休憩所へ
- 阿修羅の流れ
- 本日のらずもねフィーリング
この記事でお伝えすること
ゴールデンウィークにマイカー利用で奥入瀬渓流に行く方へ『混雑がはじまる前,朝の早い時間帯に主要な滝を巡ろう』と提案しています。
レンタサイクルやシャトルバスを利用したい方には,お役にたてないと思います。
「奥入瀬渓流観光」の足どり
まずは2015年ゴールデンウィーク,マイカー利用での奥入瀬渓流観光の足取りです。
- らずもね家「奥入瀬渓流観光」の足どり
- 8:00頃 十和田神社出発
- 8時20分頃 銚子大滝到着・散策
- 8時50分頃 石ヶ戸休憩所
- 9時35分頃 阿修羅の流れ
- 奥入瀬渓流から十和田市現代美術館を経由して八食センターへ
奥入瀬渓流の概要
グーグルマップをご覧下さい。奥入瀬渓流は上流側「子の口バス停」から下流側「焼山バス停」まで約14km。全区間を歩く所要時間は4~5時間(参考:奥入瀬渓流マップ – 十和田市観光協会)です。
奥入瀬渓流については,ゆるりら十和田|十和田・十和田湖の観光情報ポータルサイトが役立ちます。このサイト内にある「奥入瀬渓流マップ」をご覧いただくのがいいです(以下のURLをアドレスバーにコピペするのもいいです)。
- 奥入瀬渓流マップ – 十和田市観光協会
- https://www.towada-kankou.jp/assets/oirase_map.pdf
奥入瀬渓流へのアクセスは,基本「渓流に沿って走る国道102号線」1本のみ。
となると,この14kmをどうやって移動するかがポイントになり3つの選択肢があります。
奥入瀬渓流観光 移動手段の選択肢
- レンタサイクル利用
- 体力に自信のある人向け(?)
- シャトルバス利用
- 時間に余裕があって徒歩・散策メインの人向け
- マイカー利用
- 前後の観光との兼ね合いからシャトルバスに乗る余裕はないが主要な滝を見たい人向け
レンタサイクルを利用する家族(特に,上流側に向けてペダルを漕ぐ奥さまのキツそうな横顔)を見ました,とだけ書いておきます。
奥入瀬渓流にたっぷり時間をかけられる人なら,シャトルバス利用での散策がいい(うらやましい~)と思います。
らずもね家では仙台からのロングドライブで訪れた鏡面の十和田湖に感動した後,奥入瀬渓流を歩きました。この後の目的地もありましたので,奥入瀬渓流はマイカーで主要な滝を見てまわったわけです。
そもそもマイカーで行けるのか
行けます。ただ,ほんの少し難点もあります。
マイカー利用の難点
- 突然のビューポイントで立ち止まれない
- 散策範囲が限られる
- 常に気持ちが焦っている
- 渋滞に巻き込まれる可能性ありあり
突然のビューポイントで立ち止まれない
奥入瀬渓流は本当に美しい。マイカーを走らせると「ぅおぉ,あそこキレイ,見て見て」と突然ビューポイントがやってきますが,運転手はよそ見できません。まして,路上駐車は迷惑極まりないのでできません。結果,突然のビューポイントは見逃すことになります。
散策範囲が限られる
マイカーを止められるのは基本「駐車場」のみですから,散策しようとしたら駐車場を拠点に歩きます。時間のかけ方でどうにでもなる話ですが,おそらく上流側か下流側,いずれか一方に数百メートル進んで戻ってくる歩き方になるはずです。らずもね家ではこれで十分でした。
常に気持ちが焦っている
渋滞回避の気持ちが強く「ここは〇〇分間で見よう」等と言い始めたら最後,「せかされた状態」に自らを追い込み,焦る気持ちで雑木林を眺める。美味しい空気を胸いっぱい吸い込んで,森林浴。そんな感じじゃなくなる。
渋滞に巻き込まれる可能性ありあり
らずもね家の奥入瀬渓流観光は,これらの難点を感じながらも次の方法で渋滞を回避しましたが,ゴールデンウィーク(年間では紅葉シーズンも)は渋滞に巻き込まれる可能性が高いようです。
幸い,渋滞とは無縁の交通量でしたから「道幅が極端に狭くすれ違うのも大変」といった場面も一切ありませんでした。
結論:ゴールデンウィークの奥入瀬渓流で渋滞を回避する方法
混雑がはじまる前の早い時間帯に奥入瀬渓流に入ろう。
いたってフツーのことですが,これしかありません。
ちなみに
仙台からのロングドライブで訪れた鏡面の十和田湖に感動に書いた仙台を早朝出発した理由がコレなんですね。この作戦が奏功しスムーズに見てまわれました。
仙台からのロングドライブで訪れた鏡面の十和田湖に感動
確かに国道102号線は狭い道路でした。また駐車場(駐車台数)も十分とは言えない感じなので,観光客が増えれば駐車場待ちの車が連なって渋滞する様子が容易に想像できます。奥入瀬渓流は「バスを使って歩いて楽しむ」が基本。その理由がわかりました。
マイカーでも,時期や時間帯を選べば以下の主要な滝を見て回ることができますよ。
休場から銚子大滝へ
十和田湖の休場から奥入瀬渓流に入りました。車の窓から楽しめる新緑。柔らかい木漏れ日が車内にも届き見ます。すごくキモチがよかった。
8時23分
ひとつめのポイント。数台の観光バスがわたしの車の後ろにいましたが,渋滞は一切なくスムーズに銚子大滝に到着。 これが銚子大滝ね。ふむふむ。
奥入瀬渓流には銚子大滝のように名のある滝のほか,いくつかの小さな滝を見ることができます。上写真はその名のない滝。
上写真は車から撮ったもの。102号線のすぐ隣が散策路,その奥に川が流れている。こうした景色が約14kmも続いている。他では見ることができない景色かもしれません。
銚子大滝から石ヶ戸休憩所へ
石ヶ戸休憩所
8時50分
石ヶ戸休憩所への移動も渋滞とは無縁。あまりにスムーズなので窓から緑を眺めるためにゆっくり走りました。
この日,起床,早朝移動,十和田湖観光と詰め込んだスケジュールを着々とこなし,ハラもへったので石ヶ戸休憩所。休憩所のベンチに腰を下ろして頬張ったおにぎりは,理屈なしにうまい(ちょっとしょっぱかったけど)のでした。その後は,上写真に写る階段を進み・・・右に曲がって,上写真の階段で川に下りました。すると・・・
石ヶ戸
石ヶ戸があります。
その後,「渓流(川の流れ)を眺めるなら登っていく(焼山→子の口)のほうがよい」との情報を信じて,石ヶ戸から阿修羅の流れまで歩きました。
阿修羅の流れ
石ヶ戸から阿修羅の流れまでは,30分程度。「この先,阿修羅の流れ」みたいな案内表示(看板)があるわけではない(少ない)ので,地図を持って歩くのがおすすめです。
阿修羅の流れ
9時35分
阿修羅の流れでは,写真撮影を楽しむ方が数名,順番待ちしていました。
石ヶ戸と阿修羅の流れの滞在時間を,二つの時間の移動を含め30分程度と読んでいたわたし。完全に読み間違えでした。ので,阿修羅の流れでの写真撮影をパッと済ませて石ヶ戸に戻りました。時間を読み間違えたことで感じたイライラも,わたしを覆う木々たちがさっと取り払ってくれました。
本日のらずもねフィーリング
- 雑木の庭好きが高じて近所の雑木林を眺めるようになり,遂にゴールデンウィークに奥入瀬渓流まで行きました。
- 渋滞を回避するには時間をずらすのが鉄則ですよね。らずもね家は朝早く。とにかく早く。この作戦が奏功し,渋滞を回避することができました。
- ゴールデウィークにマイカーでの奥入瀬渓流の観光をお考えの方「とにかく朝早く」がオススメです。
- 次の記事では、奥入瀬渓流に合わて十和田美術館、十和田名物の馬肉、さらに東に進んで八食センターへ、という観光も紹介しています。ぜひご覧ください。