今年の正月のことでした。DIYでつくりかけの雑木の庭に植えた木々の枝についた雪の美しさに,見とれてました。雪の結晶の輝きは,登る太陽が放つ光の具合によって,時間とともに複雑に変化していきました。この記事ではその様子を紹介しますね。
1⃣ヒメシャラについた雪
この日の朝,しばらぁく目を奪われたのはヒメシャラでした。 わが家のヒメシャラは樹高2mを超えているものの枝が細く,まだ幼い印象です。
東北とは言え,東北全域から見れば仙台は雪が少ない地域。 そのせいか,ヒメシャラの扇状に開いたような枝がほどよかったのか,まばらに付着した雪がヒメシャラの「ヒメ度」をより際立たせているようにも感じながら,シャッターを切っていました。
流れる雲と登り行く太陽の位置関係から,時間とともに差し込む光が変わってゆく。ビューティフォー。
雑木の庭には多くのメリットがあると言われます。 「枝についた雪」だけを見れば,広葉落葉樹と常緑樹に違いはありませんけど,春を待ちわびるツボミを抱いた枝が見れるのは広葉落葉樹ならではと言えます。こうした風景から感じられる四季の変化。ただただ寒いだけの冬かもしれませんが,日々着実に四季は変化しているんですね。
2⃣コナラについた雪
庭に植えたコナラ。 朝陽の差し込む角度,位置関係からどうもヒメシャラのほうが美しく見えました。 ちなみに,植え写真のオレンジ色の丸いヤツは,小鳥がやってこないかなと考えてさしたミカンです。
3⃣アカシデについた雪
地上から見上げる形でアカシデの枝をパシャリ。バックが青空だとアカシデの枝についた雪が,一層美しく感じられた。 この年,アカシデは嫌な感じで葉が枯れていったため,冬を乗り越えられるかが気がかりで心配しながら眺めていたところもある。この後,春にはこんな感じに美しい葉を広げてくれてホッとしたんですけどね。この時は,心配でしたよ。
4⃣まとめ
以上,雑木の庭の冬の風景を接写ぎみの写真で紹介しました。 拙い写真でしたけど雰囲気を感じ取っていただけましたでしょうか。 庭に雑木を植えると,四季折々,自宅のの庭でこんな楽しみがありますよ。