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つながり

オオデマリが咲いた。降り積もった雪がマブシイ。ピザが美味しい。
どれも日常の風景の彩り。春夏秋冬。雑木の庭が見せる変化は間違いなく,家族のつながり深めるファクターだ。

家を建てる前,周囲からは
「雑草をとるのたいへんだよ」
「芝生はキレイだけど,管理がたいへんだよ」
といったアドバイスをもらった。

庭造りについては,
「背が高い木はたいへんだよ」
という忠告をもらった。

それでも,雑木の庭を選択したんだ。

たしかに,せっかくの休日に庭の管理に追われるのはもったいない。いっそ,アスファルトかコンクリートかで舗装しちゃえば草取りの心配もない。でも,豊かな庭をこしらえることで家族のつながりが強まると思っているんです。

庭の管理は,間違いなく疲れます。
でもね,手をかけただけ美しさが磨かれるんです。
管理の出来栄えに対する家族からの評価「いいね!」があれば,俄然やる気がでるし,その会話の中にも”つながり”がある。

魅了

新緑が芽吹く3月から4月の庭は生命力に溢れる。
その庭の生命力をあやかりたく,朝カーテンを開けると,朝日の差し込む光が幹の東側を照らしている。
庭全体に目を転じれば,光が差し込む葉は白く輝き,西側に延びる枝葉はまだ影の中。
白。黄緑。緑。深緑。黒。
このコントラスト。

あぁ美しい。

言葉にするなら「美しい」というしかない。
ただ,雑木の庭に魅了されている数分,脳内はボーッとしている。
東側に延び全身に光を受けるコナラの葉,その陰に隠れた葉,さらにその陰に隠れた葉。
葉を透過する光とその影が見せるコントラスト。
枝葉が揺れ,コントラストがゆらぐと,その視覚情報が脳内に達し,「美しい」という言葉を発することさえも忘れてボーッとする。

ボーッとするこの雑木の庭に魅了される時間がたまららなく好きだ。

毎日の雑音,頭のゴミを忘れ,いや忘れてはならないのだが,魅了されている時間は自分をニュートラルに戻し,頭のゴミを片付けるモチベーションをあげてくれる。

毎日,自宅で快感を得られる。
わずか2分から3分程度のリフレッシュかもしれないが,この積み重ねは大きい。

家族の絆

雑木の庭に魅了される時間は,家族全員のものだ。
「庭の緑がキレイ」。
「そうだね」。
時間と景色を共有するからこそ,できること。
雑木の庭がなければ,家族の絆を深めることはできない。そういうことではない。
ただ,らずもね家の場合,雑木の庭のDIYを通じて深められた絆があると実感している。

らずもね家の雑木の庭DIYにおける最大のトピックは,アプローチ舗装だ。

当時,整地もままならない,敷砂利も薄い,他には見せられない庭だった。
そのため,靴の裏にはよく土が着き玄関を汚した。雨が降ると最悪だった。

その状況を打開するために,アプローチ舗装をDIY。
家族総出で掘削,整地した(以下)。

当時は,子ども達が小学生だったこともあって手伝ってくらた(遊び感覚?)。
掘っても掘っても先が見えない作業量を,飛び飛びでやってくる休日でこなした。
だから,工程表を引けるわけもなく,感覚と勢いだけで突き進むDIY。

一緒に作った庭は家族の絆の証である。

身体活動で心も体も健康に

ちなみに,庭の管理を含む「身体活動」で筋肉を動かすことが健康に良い影響をもたらすことがわかっています(以下)。

厚生労働省「身体活動・運動」(抜粋)

  • 身体活動が多い者や、運動をよく行っている者は、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低いこと、また、身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められている。
  • https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b2.html

国立健康・栄養研究所 改訂版「身体活動のメッツ(METs)表」

  • 「芝生や庭の手入れ」に関する全53項目のメッツが示されている
  • http://www.nibiohn.go.jp/files/2011mets.pdf

将来にわたって,庭の管理を通じ家族の健康を維持する。
そして家族の絆を実感し続けたい。
きっと雑木の庭が叶えてくれると信じています。

所属

仙台は「杜の都」と言われる。
が,木々の剪定・管理の知識を仕入れて街路樹を眺めると,市が「杜の都」と胸を張るほど自然を愛でているわけではないことがわかる。

定禅寺通りのケヤキ並木は好きだし,なんとなく管理もいきわたっている印象を持つ。
ただし,市内を広く見渡せば,セオリーを無視して剪定されたことにより徒長枝が暴れ樹姿が乱れている木々が圧倒的に多い。
2016年12月には,渋滞解消を目的に片側3車線から4車線に拡幅するため,広瀬通の中央分離帯に立つイチョウ12本のうち10本が伐採された。渋滞解消の必要性には同意するが,「杜の都」ならではの伐採したイチョウを穴埋めする代替措置があってもよかったと思う。
定禅寺通りのケヤキ並木を維持すれば「杜の都」の冠を掲げられるし,それ以外は,街路樹の管理費用を抑えるために手をかけない(かけられない)。そんな印象をもってしまう。

とはいえ,仙台市所属,杜の都の一市民である。

らずもね家の庭を通じて,少しでも木々を愛でる人が増えるといい。
そんな思い込めながらブログを充実させていきます。